あるレーザー会社のセミナーに行ってきました。
今現在購入を検討中のレーザーを販売している会社です。
開業以来、多くのレーザーや治療器を購入してきましたが、機器の性能だけではなく、販売する企業の体質や管理体制も購入の条件として考えることにしています。
過去に苦い経験があるからです。
2000年にあるレーザーを購入しました。当時は画期的レーザーだったのですが、レーザーの開発者とレーザー販売会社が別々のため、販売会社はただ売るだけ。売ったあとは何の責任も取らず、日本の代理店・メンテナンスを担当した会社も酷い対応でした。その後そのレーザーの販権は何度か他の会社に譲渡されたり、故障しても高額な修理費用を要求されたり、ほとほと嫌になり、結局、そのレーザーは破棄してしまいました。小さなマンションなら買える値段でした。今となっては、そのレーザーに関する論文、機器のデータや臨床効果、写真などすべて販売用に作られたもののように思われるほどです。
レーザーなど治療器は、開発者や開発会社が製品そのものに愛情と熱意を持っていることが重要です。この辺は、話すと良くわかるものです。ただ売ろうとしている会社はすぐわかります。
もちろん治療をする医師も同じです。治療に対して熱意がないのはダメです。
たとえばサーマクール、私の患者様は皆さんご存知だと思いますが、かなり熱いですよね。施術も熱いです。(笑)
ちなみに、今日の会社は真面目に、熱意を持ってレーザーを開発しているようです。今年の1月にこの会社の社長CEOと食事をしましたが、お人柄、見識、すばらしい方でした。
でも、昨年の暮れから、メドライトC6、パールフラクショナル、ウルセラ、マトリックスRF(まだ、試験中)、新しいアクシダーム(メソダームの買い替え)等々、機械買い過ぎで、ちょっと待とうかな。