スキン・リサーフェシング(skin resurfacing)の最高のレーザーは、
炭酸ガス(CO2)レーザーである。 ただし、リスクマネージメントできれば・・・。
難しいことはやめて、簡単に言います。
CO2レーザーがなぜ良いかというと、他の波長のレーザーよりも強いからです。
CO2が最強なのです。
三国志で言えば関羽クラス、もともと豪傑なので、重い槍を自在に振り回せます。
問題は、重い槍のダメージをいかにコントロールするかです。
レーザーを槍の刃にたとえれば、
刃を鋭くすれば、切れ味よく一刀両断に深く切り込むことが出来、
刃を鈍にすれば、強いダメージを内部に与えることが出来ます。
CO2は槍そのものが大きく重いので、コントロールできればすばらしい効果があり、
コントロールできなければ、ただの乱暴ものになってしまいます。
そう、呂布ですね。
うーん、たとえが悪いですか? 三国志が解らなければ、全然だめですか。
2005年フラクショナルレーザーの元祖、フラクセルSR750が発売された時すでに、フラクショナル技術によりCO2レーザーのリスクをコントロールする機種がいつ出るかと専門家の間では考えられていました。
私も実は3年ほど前から、開発段階のCO2レーザーを何種類か試させてもらったことがあります。
ちょうど3年前に見た、あるレーザー会社の第一号機は、とてもではないが使える代物ではありませんでした。
その後も、ありとあらゆるフラクショナルCO2レーザーを自分の左腕に試しうちしてきました。
数種類のレーザー試し打ちで
悲惨な状態の私の左腕(2008年当時)

しばらくは、満足するものは無かったのですが、昨年当たりから、ちらほら良いものが出てきました。
いずれにしろ、CO2のパワーをいかにコントロールするかが、レーザー開発会社の腕の見せ所でした。
そして、ついに私は今年の1月に、CO2フラクショナルレーザーを自分の腕ではなく顔に照射する気になりました。
エコ2照射中

かなり痛いので御覚悟を!
それがエコ2です。
今日、ついに私の4台目のラクショナルレーザー、エコ2が納品になりました。
エコ2がもし呂布だったら、私の顔は再起不能です。
エコ2は関羽でした。すばらしい!
半年後の私の顔を見に来てください。
次回は、元祖フラクショナルレーザー、フラクセルの体験談です。
ちなみに、フラクセルは三国志で言うと、やっぱり・・・。