1ヶ月ほど前、ゼルティックの体験をしています。
まず、「ゼルティック」理論について。
解りやすく行きます。
人間の体の基礎成分は、水です。
細胞もその他の組織も、基本的には水で満たされています。
皮膚も真皮は水が多いのです。血液だって水です。
ところが、皮下組織の脂肪細胞は、水ではなく脂肪(油)が多く含まれます。
水と油、同時に冷やして行くと、どちらが先に凍るとおもいますか?
そう、油の方が水より先に凍り、固形化します。(ラードは常温では固形です。)
ゼルティックは、油と水の融点(氷点)の違いを利用して、
体の主成分の水を温存し、脂肪分だけを凝固させる温度で、皮膚を冷却します。
結果、脂肪細胞内の脂肪分が結晶化し、脂肪細胞を破壊します。
皮膚そのものや血流は影響を受けないため、脂肪以外には全く影響がありません。
この破壊は激しい破壊(壊死)ではなく、アポトーシス、自然死のような破壊で、ゆっくりと破壊された脂肪細胞が吸収されていきます。
10月1日、ゼルティック本社からインストラクターが来日していると言うことで受けてみました。
施術は簡単です。
まず、ゼルティックの吸引ハンドピースで皮膚を
吸引し引き込みます。はさんだ皮膚を両側の冷却板で
冷やしていきます。最初だけ吸引で少し痛みますが、
5分で痛みは感じなくなります。冷えて麻痺する感じです。