第4回日本美容抗加齢医学会が、例年通り横浜で開催されました。
今年は、パネルディスカッション「Try!Hand Rejuvenation」でのプレゼンを担当しました。
直訳すると、「手の若返りにトライしよう!」です。
ちなみに、手のしみを取るレーザーなど、手の美容治療はなかなか難しい、と言うのが
専門家の意見です。
一般の方は、顔の治療で出来るのに、なぜ手が難しい?と思われるかもしれませんが、
手は人の体の中でも、かなり過酷な環境にある場所です。
顔と同様、露出部ですから、生涯に渡り紫外線に暴露されます。さらに、手は毎日たくさん使いますし、洗ったり、擦ったり、常に刺激を受け続け、しかも手の甲は皮膚がもともとが薄く、年齢と共にますます薄くなり乾燥してきます。長い過程を経て最終的にしみやシワの好発部位になるので、どうやら治療しにくいようです。
ここ数年、世界的にRejuvenation(若返り治療)が大きく発展し、顔だけではなく、首、デコルテ、手、腕、体型、などなど様々な若返り治療が進化している中、日本でも、積極的に、この手の治療を発展させようと言うのが、今回のシンポジウムの趣旨です。
他の演者のご発表を聞き大変勉強になりました。
今後、私も「手の若返り治療」を積極的に取り入れていこうと考えております。
例)手の肌質治療 静脈が目立たなくなります。

左:治療前 右:治療後
例)手のしみ治療

左:治療前 右:治療後