クロスクリニックは、この春で開業12年になります。
六本木から新宿に居を移してから10年あまり、診療内容の変化や内装の老朽化もあり、
2年前、受付・待合と診察室などを改装、今回は、廊下、トイレ、脱毛、エステなど各部屋のリニューアルを行いました。
レーザーなど診療機材が増え手狭になり、移転も考えた時期もありましたが、
新宿駅直結という利便性に勝る場所もなく、改装を選択しました。
今回の改装の目玉は、レーザー脱毛室です。
実は10年前には、コロンクレンジング(腸内洗浄)の部屋として設計したため、水回りの関係で不自然な作りだったのですが、コロンクレンジングを完全に撤去して、脱毛を含め多目的なボディ施術の部屋にしました。
美容治療の中には、残念ながらブームの後に見向きもされなくなるものがあります。
コロンクレンジングもその一つで、10年前には、故ダイアナ妃も治療を受けていた云々でブームになりましたが、その後継続して治療を希望する人が少なく、ブームの終焉とともに消えていった治療です。確か青山にあった専門病院もかなり前に廃業していると思います。
そう考えると、10数年前にブームになったものでも、フォトフェイシャル、ケミカルピール、レーザー脱毛などは、今でも多くの方に利用されていますから、スタンダードな治療になったと言えます。
今回の改装に合わせて、新しいレーザー脱毛機種の導入を決めました。
また、ダイエットマシーンのさらなる充実に力を入れる予定です。
新しい治療がスタンダードになるかどうかは、患者様が決めることです。
提供者である我々医師や開発者、メーカーが決めるのではなく、受け手である患者様が必要とするかどうかにかかります。
私のクリニックの患者様は、私の方針で、ありとあらゆる美容治療機を体験いただける環境にあります。そういう意味で新しい治療機が当院で受け入れられるかどうかが、治療器にとっても試金石になると考えています。
昨年導入した、ウルセラシステム、肝斑治療レーザートーニングは、すでに当院ではスタンダード治療です。多くの患者様に喜んでもらえ、リピーターとなっていただけるからです。
今後も時代の最先端を行くべく、積極的に新しい治療にチャレンジ(まず、自分から)
すると共に、時代を超えてスタンダードな美容治療を作って行きたいと思います。

ボディルーム
ゼルティック(冷却脂肪減少治療)
ライトシェアとコメット(レーザー脱毛器)
さらに、新しいダイエットマシーン
新しいレーザー脱毛器導入予定です。