最近、久々にエンダモロジーを受けています。
エンダモロジーで着るエンダスーツ、
通称モジモジ君は少し恥ずかしいのです。
エンダモロジーをクリニックに導入したのは、10年(くらい)前です。
エンダモロジーといえばセルライト。
セルライト?今や知名度を得た単語も、当時は全く無名で、何それっ?て感じでした。
脂肪細胞の周りに老廃物が溜まり、硬くなり代謝が悪くなる?
肥満女性に多い、オレンジの皮のような皮膚?
医学的には、全くちんぷんかんぷんです。
エンダモロジーは、皮膚を強力に吸引し、ローラーでもみほぐすマッサージの一種で、もともと、傷跡の治療で開発された機械です。皮膚をなめらかにする作用があり、転じて、皮下脂肪の減少やセルライト状態の改善に使用されるようになったと聞いています。
10年も前ですが、頭の中では疑問を感じつつもエンダモロジーを受けてみて、
案外「いいじゃない!」とかなり気に入りました。
エステ的ではありますが、血行とリンパの局所循環が良くなるのは確かに良いし、物理的に硬い組織を押しつぶすようなローラーの動きは、硬くなった組織(セルライト)をやわらかくする効果がありそうです。
男性には解らないのですが、女性は痩せていても、特に、むくみや冷え性の方には、セルライトが多いようです。
その後、エンダモロジーは、10年の長きに渡りクリニックメニューとして存在しています。一定のファンがいるからでもあります。
理由は、効果があるのと、もう一つ、気持ち良いからです。
医学的エビデンスは重要ですが、一定の効果と満足度のある治療は長続きする。
これが、私流のエビデンスでもあります。
ドンキホーテがロシナンテに乗り、颯爽と風車に立ち向かう!?
当時は、セルライトが幻想に思えましたし、
現時点でも、個人的には、未だ結論が出ていませんが、
少なくともロシナンテは恐ろしいくらい進化して、まるで近未来の
ロボットのようです。
これならば、乗りこなせば、風にも手が届くのかもしれません。