2010年9月5日(日)抗加齢美容医療学会、第15回メディカルビューティーフォーラム(MBF)を開催いたします。
場所は銀座の時事通信ホール、9時30分からです。
今回は私が会長を務めさせていただくことになりました。
MBFも早15回目です。会員数も年々増え続け、小セミナーを含めるとかなりの
活動をしていることになります。
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最近は、美容皮膚科や自費診療のセミナーが各種学会の主催、企業主催でさかんに 行われていますが、 MBFはそのはしりで、10年以上前にこの形体の学会式セミナー を発案した、理事長若松信吾先生(東京女子医大名誉教授)、小林敏男先生(故人) のご慧眼に改めて敬意を表します。
さて、日本各所で繰り返される同様のセミナーの中で、私自身が講演することもあれば、勉強のために参加することもあります。
特に、自分が聴衆側として参加する時には、講義の内容を評価するのに、知識量、独創性、経験談、話の面白さ、新しい情報の有無 などが気になります。 大御所と呼ばれる先生の話は、大概面白くユーモアがあり、経験談に富み、
かつ知識量が多く勉強になります。 一流の研究者の発表は、専門的知識量はかなり豊富ですが、 研究のための研究の話は時に面白みに欠け、 聞いている時には、いちいち納得させられ、感心するのですが、すぐ忘れてしまって、何も心に残らないこともあります。あえて、自分自身の講義を批判すれば、独創性と話の面白さ、情報量はまあまあなのですが、
ともすれば独善的になり、勉強不足があるような・・・がんばります。
今回のMBFは、私自身がこの講師の話なら、日曜日に休日返上でも聞きに行きたい。 と思える布陣をそろえることができました。
それぞれの治療法の開発初期段階から知る第一人者で、基礎的な知識量、経験、最新、話し上手とすべて兼ね備えた講師ばかりです。
目玉の特別講演は、大韓美容外科学会会長、カイロスクリニック院長Lim Jong-hak先生をお招きし、PPPジェルについての講義をお願いしています。
PPPジェル(血漿タンパクジェル注入法)は韓国でも大ブレーク中で、今年は大注目です。
美容再生医療に関して、第一人者の順天堂大学形成外科教授 水野博司先生に司会をお願いし、大学研究者と第一線で活躍する臨床家で、現実的再生医療について討論する時間を設けます。
これも大変興味深いです。
おまけですが、私の会長講演、知識量はともかく、面白いはずです。
なぜか自信があります。ご期待ください。
ちなみに、抗加齢美容医療学会は、美容医療に興味のある医師であれば 専門にかかわらずどなたでもご入会いただけます。 (宣伝です。)
最後に、学会準備にご協力いただいた諸先生、企業各社の関係者の方々に この場をかりて、心よりお礼申し上げます。