45回スーパーボウルは、3125のスコアで、グリーベイ・パッカーズの勝利に終わりました。スティーラーズファンの私としては、誠に残念なゲームでした。
素人の分析ですが、勝敗を決したのはターンオーバー。最終的にターンオーバー3つは、すべてグリーンベイ側が得点に結び付けたのですが、特に、第1Qのインターセプトタッチダウンが最後まで響きました。誘発したのは、リターンチームの不用意な反則です。自軍エンドゾーンの不利なフィールドポジションから、ラインを押し込まれ、正確さを欠いたパスを刈り取られました。出場選手数の多いフットボールでは、スペシャルチームにルーキーやビッグゲームに不慣れな選手もいるのですが、スティーラーズほどのチームですから、主力だけではなく控えの選手に、もっと意識付けをしていれば、防げたミスのような気がします。実際、この時点で140、試合の大勢は決してしまいました。

それでも、第2Qから第3Qをスティーラーズが支配し、着々と点差を縮めていったのですが、スティーラーズはRBメンデンホールの調子が良く、一本調子になったところを、狙い済ましたタックルでファンブルを誘発され、3つ目のターンオーバー。これで、とどめです。

その後、一見クロスゲームでしたが、第1Qで勝負は決していたのです。

教訓です。

どんな組織でも、すべての構成員がその組織の評価を左右する判断基準になります。たとえば、私のクリニックで、初めていらした方に対応したスタッフが、たまたま忙しい時で慣れない新人になってしまい、対応や判断に間違いがあれば、一期一会、その時の患者様は、クリニックをその新人のレベルで判断してしまいます。

長いお付き合いの患者様であれば、あら新人ね!で許してもらえるかもしれませんが、初めての方では、それで終わりです。

さて、最後の表彰式で、ヴィンスロンバルディ・トロフィーを運んで花道を歩んだのが、地元ダラスカウボーイズの名QBロジャー・ストウバック、表彰台のプレゼンターが、スティーラーズのQBテリー・ブラッドショウ。オールドファンにはたまらないマッチアップ。70年代を代表する、しかもかつてスーパーボールを激しく争ったライバルが、同じ壇上で勝者グリーンベイをたたえる姿は、感動ものでした。

もしこの二人がフィールドに立っていれば、少々のミスを消し去る強烈なプレイでチームを引っ張り、物凄い試合になっていただろうと思ってしまったのは私だけでしょうか?

10万人を収容する巨大専用スタジアム。人口の半分、1億人がテレビ観戦するといわれるアメリカの国技。そして国家斉唱の歌詞を間違える歌手。

すべてがアメリカでした。

45回スーパーボウルは、ピッツバーグ・スティーラーズとグリーンベイ・パッカーズ、両古豪の対戦です。

いきなりで、興味の無い方には申し訳ありませんが、アメリカンフットボールの話です。

私がアメフトにはまったのは高校生の頃、スティーラーズの第一次黄金時代の1970年代後半、第9回スーパーボウルの頃ですから、すごく昔のことです。

最近は、年に数試合のビッグマッチをテレビで見るだけですが、スティーラーズとパッカーズと聞くと、力が入ります。

パッカーズは古豪も古豪、第1回、2回スーパーボウルの覇者で、スーパーボウルの優勝カップのヴィンス・ロンバルディ杯は、当時のヘッドコーチの名が由来です。

私の年代で思い入れが強いのは、スティーラーズです。

ピッツバーグは鉄鋼の町。男臭いイメージと黒のヘルメット、黒と黄色のユニフォームが良いです。

豪腕QBテリー・ブラッドショウ、スーパーレシーバーWRリン・スワン、ジョン・ストールワース、いつの間にか100ヤード走ってしまうRBフランコ・ハリスと攻撃陣の当時のスーパースターをまず思い出しますが、 やっぱりスティーラーズの代名詞は


スティール・カーテン(鉄のカーテン)

強力なディフェンス陣のことです。

試合を決めるディフェンス!これこそアメフトの最高の醍醐味です。勝負をかけた相手のプレイコールを、QBサックで防ぐのが最高です。

ミーン・ジョー・グリーン、ジャック・ランバート、ジャック・ハム。かっこよかった。


アメフトには、攻撃的守備と言う考え方があります。インターセプトやターンオーバーで守備から得点することもできるのですが、

それよりも、守備により巧妙に相手の攻撃を封じれば、自軍の攻撃権を確保し、時間をコントロール(タイムキーピング)し、相手を精神的にも戦略的にも追い詰め、最終的に試合そのものを支配することができるのです。

ディフェンスが支配した試合のほうが、派手な空中戦より見ごたえがあります。

今年は、そんな試合を期待してしまうカードです。


話は変わりますが、私の行っている美容治療は、この攻撃的守備が多いのです。

サーマクールやフラクセル、ウルセラなども、華麗な攻撃陣のように見えますが、実際は、肌の老化をコントロールする攻撃的守備です。

老化をストップし、時間を稼ぐことこそ、アンチエイジングの基本です。

中でも、私の個人的治療の一つで、一見地味ですが、長年患者様に親しんでいただいている治療があります。

コラーゲン注入治療です。 とにかくコラーゲンを少しづつ根気よく注入します。

派手な効果はありませんが、コラーゲンが肌を守り、少しずつ自身のコラーゲン機能を高め、注入部位の皮膚が若返っていきます。

コラーゲン・カーテン?!

一発逆転タッチダウンではなく、堅実な継続的治療こそ、人生をコントロールするアンチエイジング治療になります。


人生そのものも同じですなぁ。

まあ、分かっちゃいるけど、ままならないのも人生ですなぁ。

脂肪を凍らせて、脂肪細胞を自然死に導く、脂肪減少治療ゼルティックの新しい大型アプリケーターを20101130日と201117日に自己体験を行いました。

zeltiq big.jpg


最初に驚いたのは、吸引力と吸引される脂肪量です。レギュラーサイズと比べるとかなり大量のように感じます。実際には2.5倍です。

吸引する部分だけでなく、周りの皮膚もかなり引っ張られるので、お腹から胸部まで皮膚が引っ張られてロックされる感覚です。冷却も量が多いためか、かなり冷たいのですが、やはり10分ほどで感覚が麻痺し、ほとんど痛みも感じません。治療後2週間は、従来のゼルテッィクと同じように皮膚の感覚鈍磨を感じますが、自然に解消しました。

zeltiq big2.jpg

自分の視点で、頭側からおへそを見下ろしたところです。

へそから下腹部全体を吸引しています。

zeltiq big3.jpg

ゼルティックビッグ 解除直後 です。

真中のくぼみがおへそです。

盛り上がっているのが、吸引されていた下腹部の脂肪。分かりますか。

白い液体のシートは、皮膚を保護するジェルパッドですが、

ぬれて光る様子が、映画のエイリアンの卵か幼虫状態。

ちょっと・・・きも。








効果もサイズ分だけ大きく、1ヶ月を過ぎたあたりではっきり脂肪が減っているのが分かりました。

最近、恐ろしいのは、ゼルティックをするたびに、お腹の脂肪が減った分の皮膚が弛んでくるような気がします。1回や2回ならまだしも、私のようにゼルティック14回経験の猛者では、皮膚のたるみが出るのは当然、何となく出産後の女性の気持ちが分かるような・・・

そして、皮膚の引き締めに、サーマクールボディやテノールなどの高周波治療の必要を感じます。

アメリカの企業から、日本の美容医療に関するインタビューを受けることが多くなりました。

年初には、サーマクール、フラクセルのSolta medicalから日本市場にあった製品を開発するため、iphoneを使っての電話インタビューを受けました。 電話の相手は、Soltaから依頼されたマーケティング会社の人でした。日本市場を重視している現われです。

Solta medicalは、このブログでも良く出てくる企業ですが、私のメイン施術、サーマクールとフラクセルの開発会社です。

現在、SoltaHPのビデオに私の動画もアップされています。 http://www.crossclinic.jp/article/13859222.html

色々質問を受け、なかなかな、マーケティングの人も唸るような、返答をしたはずなのですが、内容はすっかり忘れてしまいました。

何故って、Soltaの日本担当窓口の方が、Koreaで英語、日本語、韓国語が堪能な才女なのですが、今日のお礼にと、いきなり、KPOPアイドル少女時代のCDをプレゼントしてくれたのです。

「えー!なんで僕が、少女時代好きって知ってんねん?

そんなん、ブログにもどこにも書いてないやん。家族でも知らん話やん。」

て、思ったのですが、どうやら、単に彼女が少女時代の大ファンのため、韓国語のCDをプレゼントしてくれたのでした。

あーあせった。

全く意味は分からない韓国語ですが、少女時代は韓国語バージョンが良いです。

そういえば、2月にソウルに視察旅行行きます。

音波洗顔クラリソニックのSales Manager、Kenneth C.Mazurさんがクリニックにいらっしゃいました。今回の訪問目的は、クラリソニックの販売促進なのですが、特に、日本の病院、クリニックにおいてどのように販売したらよいかという相談でした。

もちろん、日本はアメリカとは違うので、アメリカでヒットするものが、必ずしも日本でヒットするわけではありません。

まず、気候の違い。この冬の関東地方の乾燥を考えても、肌を洗いすぎれば、皮脂や保湿因子を取りすぎることになり、下手をすると、乾燥肌を悪化させます。汚れをきれいに落とすことが必ずしも、良いスキンケアとはいえません。

妙齢の日本人女性には、敏感肌(少なくとも、自分自身で敏感肌と思っている。)が多く、洗いすぎは、肌に炎症を起こすこともあります。

極めつけは、日本女性に多いしみ、肝斑の治療では、「触らない、擦らない、洗い過ぎない」が基本なので、たとえば、私が、肝斑の患者さんに、洗顔器を勧めることはありません。

私のクリニックでは少数派なのですが、脂性肌、ニキビの患者さんには、クラリソニックはとても有益なのでお勧めしています。

また、e2(eマトリックス)など、治療前に皮膚から汚れと皮脂を取り除く必要がある治療では、クラリソニックは重宝しています。

肌のアンチエイジング・若返りが治療の中心で、40代以上の女性が多いクリニックで、クラリソニックがヒットするために、 私がアドバイスできるのは、

「触らず、擦らず、洗いすぎない、音波洗顔器を作ってください。」 です。

Mazur氏もこの意見を、本社にフィードバックすることを約束してくれました。

また、日本市場向けの新しい超超敏感肌用ブラシを開発を検討してくれるそうです。

ニッポン美容医療の夜明けじゃきい!

雑誌「美ストーリー」の今月号の美容医療特集の題名です。

朝日をバックにした見開きの特集ページに、私も参加させていただきました。

(ウサコを入れて左から3番目が私)

美STORY3月号0021.jpg

ところで、この写真、合成ではないんですよ。

暮れも押しせまった昨年の12月某日、今回の特集は本物を貫きたいので、ロケで海から上がる日の出をバックに、本物の写真を取りたい!とお話をいただきました。

え!と思いつつ、尊敬する新橋形成外科の新橋先生もロケに参加されると聞き、私ごときが参加させていただけるのはありがたいこと、もちろん、YESとお返事しました。この時点で、海ってお台場あたりかなと想像していたのですが、実は、なんと、九十九里浜!

夜明け前の九十九里に、新橋先生を筆頭に、鈴木先生、安部先生、寺島先生と私、白衣姿の医師5名とウサコが集結。

冷静に見れば、明け方の砂浜に、白装束の5人とピンクの着ぐるみの集団。ちょっと異様な光景です。浜を行くサーファーやお散歩の方々の好奇の視線を受け、寒さに震えながらの撮影でした。

日の出の背景写真は、時間との勝負、日が昇りすぎれば逆光となり、早すぎれば、人物が暗くなるそうです。

さすが、プロのカメラマン、日の出の一瞬を切り取った写真です。

美容医療に携わる形成外科医であれば、今回の特集記事には特別の意義があります。

自分の苦労話は止めておきますが、ここまで来るには、長い長い年月と、多くの方々の努力があります。

写真は一瞬ですが、色々な思いと思い入れの詰まった一枚です。


それにしても、綺麗な朝日でした。

成人式のニュースを見て、思い出すことがあります。

今日から大人、お酒もタバコも解禁が普通なんでしょうが、

私は成人式の日から、禁煙して28年になります。(現在48歳)

若気の至り、時効にしていただきたいのですが、人生の中で20歳前約1年間だけタバコを吸っていました。

たぶん、その年代特有の感情で、背伸びしたかったのか、何となくカッコつけたかったのか、それとも受験のストレスだったかもしれません。

大学で、タバコの害と、医師たるものがタバコを吸うなど言語道断と言う講義があり、当時タバコを吸っていた友人と一緒に、20歳になったんだから、こんなアホなものは、さっさと止めよう。となり、以来吸っていません。

今さらタバコの害について、云々する気はないのですが、多くの病気にとって、喫煙は危険因子であり、特に、心血管障害、呼吸器疾患、癌は明確です。

皮膚美容にとってもタバコは大敵です。検索すると、山ほど喫煙の害に関する文献が出てきます。

タバコは末梢血管を収縮させるため、皮膚の微小な血流を阻害します。毛細血管レベルの収縮なので、その分マッサージをしてもだめです。タバコの作用している時間分、肌は血流障害を起こしていることになります。血管そのものも老化させます。

タバコは、体内に大量の活性酸素を生じさせるため、皮膚の老化を進めます。

活性酸素は、老化の重要なファクターなので、これも明白です。ビタミンCなど大量のスカベンジャー(活性酸素除去するもの)を摂取すれば良い?と言うわけにはいきません。 

美肌やお肌のアンチエイジングのためには、喫煙者は何はともあれ、禁煙をお勧めします。

よく、たばこを吸っても綺麗な肌の人がいますが、どうしてですか?

と質問されます。

答えは、吸わなければもっと綺麗なはずです。

タバコを一生涯吸い続けても、肺がんや食道がんにならない人もいるのと一緒です。

当院では、私を含めクリニックのスタッフに一人も喫煙者はいません。

採用面接の段階で、喫煙者はNGです。

肌の治療をするものが、たばこを吸うという時点で、アウト!です。

もちろん、美肌とアンチエイジングのために来院される患者様に、タバコ臭い手で触れるなど、私には論外のことです。

ゼルティックは2010年9月、非外科的・脂肪減少治療として正式に
FDAに認可されました。
アメリカの様々なニュース番組でも、昨年この話題が何度も扱われています。
Zeltiq.JPG
http://abcnews.go.com/Health/freezing-fat-fda-green-lights-weight-loss-treatment/story?id=11641994
あまり日本では知られていませんが、ここ数年様々な脂肪減少の治療法
たとえば、超音波を使用した脂肪破壊装置、高周波を使用した機器、
レーザー脂肪減少装置、その他の多くの機器が脂肪を減少させるという名目で
FDAに認可を申請して、ことごとく拒否されていました。
このため、機器の開発会社の中には開発を中止したり、計画の変更を
余儀なくされたものもあります。FDAをパスするには、科学的なデータが
エビデンスとして認められなければならず、そもそも脂肪減少は
かなり難しいテーマなのです。
脂肪減少で初めてFDAをパスしたゼルティックは・・・すごい!のです。
ゼルティックに目をつけたのは、3年前。
冒険でしたがFDAの認可が出る1年前には購入して、日本で初めて正式に
治療を開始したものの、泣かず飛ばず。
「まず自分から」が私の信条、約1年の歳月をかけ、自らの身体で
ゼルティックの効果を証明しました。
ご覧ください。時間をかけ、ゼルティックを12回行った成果です。
様々な併用治療、もちろんダイエットも行いましたが、お腹の脂肪減少に
効いたのは断然ゼルティックです。
ダイエット症例正面1111172.jpg
ダイエット症例横1111172.jpg
そして、現在14回目に挑戦中です。

さて、お正月休みも終わり、久々に乗った体重計の数値に思わずのけぞったダイエッターの皆様、いかがおすごしでしょうか?

私はちょうど1年前、正月明けの体重が95kg超となり、初売りのマグロならば、縁起が良い人生最高値、もうすぐ100キロ、0.1トン手前で、意を決しダイエットを始めました。そして早1年が過ぎました。

5ヶ月で25kgのダイエットを行った後、しばらくはキープしていたのですが、12月の忘年会シーズンから、リバウンドモードになり、止められないまま年末年始に突入。

1年間がんばったんだからと、お正月くらいはと、心が体重計を拒否し、食べ続けました。

それと、実は、どのくらい太るか実験してみました。

そして、12日、初体重計!

なな・・、数値は驚きの77.6kg

一時は70kgフラットにまでなった体重が・・・・

予想を超える、実験どころではない数値に、そりゃもう、のけ反りました。

4日間ほぼ絶食ダイエットに切り替え、

73.6kgまで戻りました。

つまり、お正月太りの正体は、一時的食べ過ぎや運動不足、むくみによる体重増加で、短期であれば、まだ身になっていない状態。

数日の節制で元には戻るのです。

ただ、そのままの状態を続ければ、本当の体重増加になるので、要注意です。

お正月太り解消作戦

短期で一気に、食べ過ぎた分の食事制限と運動が効果的です。

短期の取り返しダイエットでは、短期間なので運動のモチベーションも保てます。

ただし、無運動家の私は、ACボディの筋肉刺激で強制運動、

弛んだお腹は、シャリシャリ脂肪破壊のゼルティックで即効解消です。

2度目のゼルティック・ビッグマウス

衝撃の体験談は次回に 。

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