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休診日
日曜日・月曜日
4月7日〜9日、金沢での日本形成外科学会総会に参加してきました。
韓国に続いて最近かなり休診日が多くなってしまいました。
申し訳ありませんでした。
今回の学会では、新しい美容関係の発表が少なく、
ほとんど知っているものや、一つ期待していた某治療器の発表は
1年遅れ(?)、とちょっとがっかりしました。
それでも、じっくり煮詰めた研究発表では、さすがと言う内容のものが多く、
形成外科そのものの発表が意外と勉強になりました。
それと、今年も注入異物の被害の発表が多かったように思います。
企業展示では、血管を描出するレーザー、新しい毛穴対策の化粧品成分や
3D画像診断装置などが気になりました。

血管が映るレーザー

金沢といえば、弥助の寿司が食べたかったのですが、予定が合わず断念。
それでも、会場近くのおすしが美味しかったのと、
金沢城、兼六園の桜が満開で綺麗でした。
帰りの飛行機でお隣になった、某先生(私より先輩)のお話が楽しく、
お互いの開業時での苦労話などに花が咲き、また、勉強になりました。
韓国、金沢と結構食べてしまいました。
帰ってきて、体重計が気になります。  

PPP(プラズマジェル)の経過です。

直後から数日は多少腫れもありますが、全くと言っていほど内出血が無いので、

ダウンタイムがほとんどありませんでした。

事実、私のPPP治療翌日です。

韓国の学会をちょっと見学しました。

(本当は参加する予定だったのですが、手続きの問題で中止に。

もっとも韓国語が全く分からないのでよしとしましょう。)

昼ごはんは、数年前にあまりの行列で断念した、サムゲタンのお店に。

夜は観劇、焼き肉。

翌々日は、

昼ごはんに、宮田先生(みやた皮ふ形成外科クリニック)お勧めのコムタン

かなりディープな場所です。 顔はややむくんでいる程度。

フライト前に全身エステを受けて帰国しました。(人生初の高級エステ)

少し顔が腫れていますが、パスポートの写真と相違なく、

税関で不審者と思われることもありませんでした。

新しい自己血液注入治療、
PPP
(プラズマ・ジェル)法の実際の体験記です。

今回治療を担当していただいたのは、大韓美容外科学会会長、

カイロスクリニック院長のDr.Lim先生です。

Lim先生は、韓国はもちろん日本でも大変著名な先生で、

日本に留学経験があるため日本語も堪能です。

私も経歴を存じ上げていたので、安心しておまかせできました。

早速、治療開始です。

ベットに横になると、有無を言わさず、看護師さんが「ぶすっ」と採血

20cc、健康診断程度の量です。

血液は遠心分離して、血漿と血球成分に分離し
出来上がった血漿のみを、専用のシリンジに取り分けます。

ZerothermaPPP作成の専用器)に差込、プログラミングされた加熱処理を行います。

分離した結晶      PPP作成器              加熱処理部分

出来上がった、私のPPP(プラズマジェル)

脂肪のように見えます。ちょうどヒアルロン酸くらいの硬さ。

注入はブロック麻酔下に、さくさく進みます。

さすがLim先生、手馴れたもので全く痛くありません。

プロが受けてもプロの仕事です。思わず「先生、うまいねぇ」と言ってしまいましたが、

当たり前です。失礼しました。

 ブロック麻酔後、法令線とゴルゴ線に注入!  

治療後 Lim先生と記念撮影

頬がアンパンマンで、麻酔で口が痺れ、不思議な笑顔

この瞬間は自分が患者ですから、頼れる医師のありがたみが解ります。

私が自分自身で、できるだけ治療を受けるのは、この患者の気持ちを頭ではなく、

体で理解するためです。

4月3日韓国で、
新しい自己血液注入治療、
PPP
(プラズマ・ジェル)法を受けてきました。

自己血による若返り法は、

PRP(多血小板血漿注入療法)が良く知られています。

知らない人のために、ちょっと簡単に

我々の体は、外傷でどこかが傷つけられても、治るシステムがあります。

特に皮膚は、人間にとっての最外層のヨロイなので、修復してまた体を守る必要があります。

皮膚が傷ついたとき、その部分からSOS119番)のシグナルが出されて、救急隊が駆けつけます。

このシグナルの役割を果たす一つが、成長因子(増殖因子)です。

血液中の血小板には、この成長因子がたくさん詰まっており、採血した血液から血小板を高濃度に抽出し、

皮膚に注射すると、擬似的に119番の信号をたくさん出します。

救急隊は、偽通報には気づかず、駆けつけて救援活動をしてしまいます。

この救急隊が線維芽細胞で、線維芽細胞が出す救援物資が、コラーゲンなのです。

成長因子そのものを注入する、FGF注入療法も同じ原理です。(数回前のブログ参照)

さて、今年1月に、血液を若返りに使用する新しい治療法が、韓国で流行しているとの情報を得、

色々と調べて、最終的に今回韓国まで行って、自分自身で受けてきました。

治療の名称は、PPPあるいは、プラズマ・ジェル、プラズマ・フィラーと呼ばれます。

(プラズマとは血漿のこと、血漿とは血液の水分やタンパクから成る液体成分のこと)

PPPPRPとは違い、成長因子の作用を利用するのではなく、

血液タンパクを注入に適した粘度に熱凝固させ、コラーゲン・ヒアルロン酸注入と同じように注入するもの、

いわば血液フィラーです。

PRPPlatelet Rich Plasma(血小板の豊富な血漿)の略で、それに対して

PPPPlatelet Poor Plasma(血小板の乏しい血漿)ですが、

どうも治療内容とは合致しないので、Process Plasma Protein あるいは

Processed Plasma Protein (加熱処理した血漿タンパクの意味)

が良いのでは、と勝手に思っています。

プロセスチーズみたいです。

実物もそんな感じです。

 私の血液から作ったPPP(プラズマジェル)です 

参加の先生たちに配られていました。(笑)脂肪に似ています。

   

とにもかくにも、このPPPは、自分自身の血液タンパクを利用するだけの安全な治療です

薬剤を使用しないので、薬剤性の副作用は完全フリーです。

韓国では、すでに大流行の兆しとか。

日本でも、今後本格的に導入するクリニックが増えそうです。

今回の韓国訪問は、医師6

初日は、まず、レーザー開発会社Jeisys社にお邪魔し、

開発中のレーザーなどの話を聞きました。

 出荷前のレーザーたち

開発中のCO2レーザー

次回はPPP自己体験記と後日の経過を報告します。

 329日 新しいフラクセル、

その名もフラクセル3デュアルを導入しました。

新旧フラクセル(左:フラクセル2、右:フラクセル3デュアル)

もちろん、同時に第1号患者として、私自身がフラクセル3を受けてみました。

新しいフラクセルは、名前の通りデュアルで、今までのフラクセルと同じ波長1550nmに加え、新たな波長1927nm を搭載しています。

一台のマシーンからスイッチの切り替えで、2種類の治療と混合治療が容易に出来ます。

1550nmの波長は、長年の使用経験から良くわかっているつもりですが、

1927nmは世界初の波長なので、興味津々です。

     

フラクセル3照射中  1550と1927の2種類の波長を画面で調節できます。

自分自身の体験と、まだ数人治療した段階ですが、かなり良いです。

アメリカや海外でのフラクセルは、

 Fraxel re:fine(1410nm)

 Fraxel re:store(1550nm)

 Fraxel re:pair(10600nm,CO2フラクショナル)

3機種で展開されているのですが、

日本では、現実的には、レストアre:store(1550nm)のみがフラクセル2として

市場に出ています。

それぞれの波長で、世界的なレーザー会社がしのぎを削っているのですが、

リファインre:fine(1410nm)市場は、日本ではすでにサイノシュアのアファームがシェアを占めているため、 後発のリファインがあまり浸透しませんでした。1410nmの波長自体の利用価値も少なく、正直普通のクリニックならば、フラクセルを持っていればそれほど必要ありません。

リペアFraxel re:pair(10600nm)は、CO2フラクショナルレーザーですが、ルミナス社のアンコア(ブリッジセラピー)やルートロニック社のエコ2が日本市場に浸透し、やはりフラクセル・リペアは出遅れました。

ずばり、私は最高のCO2 fractional resurfacing laser

フラクセルリペアだと思っています。

フラクセルの最大の利点は、照射方式トラッキングシステムです。

他のレーザーがハンコを押すように照射するのに対して、ペンキを塗るように、きれいに、 しかも様々な工夫をを凝らしながら良い治療が描けます。

フラクセル・ラブの私でもリペアを購入しなったのは、

日本ではダウンタイムのあるリサーフェシング市場が少ないので、

がちがちのリサーフェシング・マシーンは使いづらいと感じたからです。

結果、私はエコ2を購入しましたが、エコ2はニキビ跡治療に使用するのが便利で、

小回りが利き、 日本人の肌を考慮した照射も提案されているので使いやすいのです。

もちろん、がちがちのリサーフェシングも出来ます。

この辺のところをメーカーが分かっていたかどうか不明ですが、

フラクセル3は、見事に問題点をクリアしているように思います。

1927nmは全く新しい波長ですが、従来のフラクセル2(1550nm)よりアグレッシブで、

アブレイティブです。

エコ2やパールフラクショナルよりもややマイルドな感じです。

以前、あるレーザー関係の方に、冗談交じりに、パールの波長をフラクセルに積んだら面白いよと、 言っていたことがありますが、まさしく、私が面白いと思っていた機械になっています。

フラクセル遺伝子を引き継ぎ、トラッキングシステムで照射強度が自由に調節できます。

激しくも優しくも、深くも浅くも、機械が優秀なのでコントロールできます。

肌質の幅が広い、我々日本人にもうまく使える リサーフェシング・マシーンです。

とりあえず、フラクセル3は、費用を含め今までのフラクセル2と

全く同じにしていますので、 新し物好きの方、お早めにどうぞ試してください。

経過は追って報告します。

本文中分かりにくい部分があった方は、過去ブログを参照してください。

フラクショナルレーザーについて分かりやすく解説

http://www.crossclinic.jp/article/13471039.html 

http://www.crossclinic.jp/article/13476715.html

ウルトラアクセント導入しました。

超音波による脂肪減少治療器は多くの機種があります。

エステ・通販レベルの治療器のように、

マッサージ機能と軽い温熱作用があるものから、

強い温熱作用により脂肪細胞を破壊しようという本格的医療の器械。

キャビテーション(空洞化現象)により脂肪を破壊するもの。

衝撃波で脂肪を破壊するもの。などなど。

どれも理論だけ聞くと、すごく利きそうなんですが・・・

今回、ついに超音波治療器ウルトラアクセントを購入しました。

ウルトラアクセントは、超音波の中でもちょっと特殊な横波(剪断波)

を組み入れた治療器で、横波が脂肪細胞を破壊するという、

過去に無いユニークな理論に惹かれ、

実際に自分で試してみて、効果を確認できたので、導入することにしました。

超音波(音波)について少しだけ簡単に説明です。

音波の中で人間の耳(聴覚)で聞こえない周波数の音を超音波と呼びます。

概ね20Kヘルツ以上です。

音を出すものは、たとえば、ばちで太鼓をたたくと、その瞬間、太鼓の表面が引っ込み、次に、出っ張り、振動します。

この時、そこにある空気は引っ張られたり、圧迫されたりし、空気の振動として連鎖反応が起きて、伝わっていきます。

空気の薄いところと、濃いところが、進行方向に伝わっていくので、

縦波、または圧縮波と呼ばれます。通常の音は縦波です。

それに対して横波は進行方向に垂直のゆがみが加わるのでShare Vertical(SV)あるいはShare Wave(剪断波)と呼ばれます。

ウルトラアクセントの特徴は、このShare Wave(剪断波)を選択的に用いることです。

ここからは解りにくくなります。すいません。

通常、圧電振動子に電圧を加えた場合も、縦波のほかに横波、表面波が発生します。

横波は縦波に比べ伝播しにくく、現実的には固体媒質しか伝播しないので、

溶接部位などの非破壊検査などに使用されるようですが、

超音波治療器としては、今まで考慮されていません。

ウルトラアクセントについて、当初、私は懐疑的で、

横波が脂肪細胞膜を破壊するとは信じられませんでしたが、

振動子に直角の電圧をかけることで、横波を選択的に発生させることはそれほど難しいことではないことと、

皮下脂肪でも上層であれば、エネルギーとして届きそうなことが解り、

そんなことを考えた機械が今までなかったし、

さらに、自分で試して、キャビテーションのみの超音波機器よりは、

効果があるように感じられたので、購入しました。

私のお気に入り、ゼルティックやACボディとの相性も良く、

凍らせて(ゼルティック:冷却治療)

捻じる(ウルトラアクセント:剪断波)

暖める・引き締める(テノール:高周波)

揺らす・散らす(ACボディ:EMS

名づけて、脂肪カルテット!最強です!

私は、これで3ヶ月でウエスト15cm以上減りました。

脂肪が減りすぎて皮膚が弛むなら、サーマクールボディが最強です。

これだけやると、切らなくても、さすがの脂肪も減ります。

これ本音。

こんなサイトも作りました。

http://crossdiet.net/

過去にも現在にも、話題やブームになるダイエット法に、

「〜〜だけダイエット」と言うのがあります。

「だけ」と聞くと、手軽で簡単そうなのが、ブームになる所以でしょうか。

ただし、本当に効くものなんて・・・あります?

あったら教えて欲しいです。

○○○をマッサージしたら痩せる?

○○○を巻くだけで痩せる?

面白いもので、この手の「医学的には微妙な理論」も

読み物として面白いですし、だめと解っていても、

日本では、みんなでブームを楽しむ傾向にあるようです。

かくゆう私も、一年前、バナナをスーパーで必死に探してました。(笑)

食材でダイエットに良いものと話題になると、必ず○○ダイエットが出てきます。

パイナップル、りんご、バナナ、マンゴー、納豆、黒豆、豆腐、そば、玄米、

おから、ひじき、昆布などなど、果物から穀物、惣菜、もっと沢山あったと思います。

いわゆる単品ダイエット、

私は「だけ食べダイエット」と呼んでいます。

行き過ぎたブーム捏造で、消えたテレビ番組もあったと記憶しています。

このようなダイエットでは、本当のダイエットは成功しません。

同じものを食べ続ければ、栄養が偏るので、体調を悪くすることもあり、

結局行き詰まります。

ただし、個人的には好きです。

なぜなら、だけ食べダイエットには、良い面があります。

だけ食べの食材そのものは、体に良いものが多いのと、 

同じものを食べ続ける(続けられれば)、食べ物に対する欲求が弱まります。

毎日、同じものを食べれば良い訳ですから、あれも食べたいこれも食べたいと

考える必要がなくなってきます。

食事制限によるダイエットは、人間が生きるための個体保存の欲求、

「食欲」と言う名の暴れ馬の手綱をうまく取る必要があります。

現代の飽食の世界で生きる我々は、いくらでも美味しいものが手に入り、

バラエティーに富んだ食事がいつでもできるのです。

ダイエットは、食事制限を「ある日突然」しなくてはいけません。

「ある日突然」です。

徐々にというのは無理です。

かなりの決心がいるのですが、

始まりに食べるものを一つに限定すれば、迷いがなくなります。

毎日、これしか食べないと思えば、あきらめもつき、

食欲のコントロールがしやすくなります。

石川流「だけ食べダイエット」

秘訣がいくつかあります。

一つは、だけ食べサイクルダイエット

たとえば、そばだけ食べたのでは栄養が偏るので、

1週間、そばだけ食べて、次の週は、魚だけ、次の週はとサイクルさせ、

軌道に乗ったら、月曜日はそば、火曜日はサラダ、と曜日で決めたり、

朝食は魚、昼は豆腐、夜は果物と決めて、

食事を、だけ食べという決め事でコントロールします。

一つは、フォーミュラーダイエット、

つまり、あらかじめカロリー、栄養素など計算され作られた、

マイクロダイエットのような商品を利用することです。

それだけでも、ビタミンや栄養素などのバランスが取れているので、

だけ食べダイエットが成り立ちます。

だけ食べサイクルにうまく活用します。

ただし、だけ食べは、本人が好きなものでなくては続きません。

ここが問題です。

その辺に様々な秘訣がありますが、あとは秘密です。

今年の15日からダイエットを始めて、

3ヶ月弱で、 15キロのダイエットに成功しました。

15キロ位は過去にも何度か痩せたことがありますが、

今回はもう少しがんばります。

ゼルティック、ACボディに続き、

第3の刺客(脂肪の刺客です。)

秘密兵器購入しました。

日本抗加齢医療学会の春の特別セミナーが日曜日にありました。

今回は、札幌医科大学皮膚科 小野一郎先生、東邦大学病理学 赤坂喜清先生

による「FGF注入治療の基礎と臨床」の講義と

FGF研究会の立ち上げを兼ねた会になりました。

ところで、FGFって何?

簡単に言います。

 FGFFibroblastGrowth Factorの略で

線維芽細胞増殖因子のことです。

線維芽細胞は、コラーゲンを産生する細胞です。

FGFを皮膚に注入し、線維芽細胞の働きを刺激し、コラーゲンの産生を促すという

皮膚の若返り治療です。

FGF→(刺激)→線維芽細胞→コラーゲン産生→肌の若返り

実は、すでに広く行われている多血小板血漿注入療法(PRP)がこの一つで、

血小板にはFGFが豊富に含まれているため、自己血の血小板から得られる

FGFやその他の成長因子で皮膚を治療する方法です。

(増殖因子=成長因子です。)

ただし、自己血に含まれる成長因子の量は、個々人でかなり差があったり、

抽出、分離法によっても影響を受けやすいので、FGFを添加し一定の効果を維持しようと言う試みをこの数年我々もやってきました。

今回の小野先生の方法は、FGFだけを皮膚に注入するという方法です。

すばらしい臨床結果を拝見できました。

秋の学会でも引き続き講演をお願いしたいと思います。

今回の講演で一番心に残った、小野先生の一言があります。

「この治療は、アンチエイジングではない、若返り(Rejuvenation)なんだ。」

2つの言葉の意味の違いが、この治療が今後目指すところかもしれません。 

数回前のブログで書いた、「本治」になる可能性がある治療です。

香港で行われたQ-MEDマスタークラス・アカデミーに参加してきました。

Q-MEDは世界最大の注入用ヒアルロン酸製造メーカーです。

先月お会いしたCEO Benktから特別にセミナーに招待され、

よい機会なので行ってきました。

タイトルは「Angles & Curves of Beauty

形成外科医としては、そそられる題名です。

単なる注入剤としてではなく、顔の解剖学的構造に基づいて、

角度やラインによって美しさと若さを表現する施術の認定医コースを受けてきました。

人種による顔の構造の違い、国による文化や好みの違い、

それによって治療の考え方や手技が微妙に違うのが面白かったです。

オーストラリア、スウェーデン、韓国の医師が講師でしたが、

オーストラリアの医師はアジア系で西洋人を多く治療している方で、

スウェーデンの医師は、ヨーロッパ最大級の医療チェーンの医師、

韓国の医師は著名な開業医の方でした。

国によって、人によって、美しさの基準は違います。

治療であれば、医師の方針、患者の好みもあります。

時に美しさは、流行に左右されることもあります。

それでも、西洋、東洋を問わず、絶対的標準というか、

顔の形と比率のゴールデンスタンダードがあります。

それぞれの国で、それぞれの医師が、お互いが理解できる範囲で、

新しい考え方と新しい治療法を生み出していける余地があるのも、

美しさの普遍性と変容性の相反する性質がもたらすものなのかもしれません。

香港中心部のきれいなビルのワンフロアーが、Q-MEDセミナー会場で、

アジア戦略の拠点だそうです。

アジア全域から今回は41名の医師が参加していました。

  

レスチレンシリーズがずらり展示されていました。

9時から6時まで、タイトに講義があり、夜は12時近くまで懇親会という

ハードスケジュールでした。

懇親会では、これまた洋を問わず、皆さん飲んだくれていました。

セミナー翌日は1日観光でマカオに足を運び、

世界遺産と地元フードを楽しめました。

GCP田中さん、お世話になりました。ありがとうございました。

マスタークラス指導医認定をいただきました。

  マカオの教会

クロスクリニックは、この春で開業12年になります。

六本木から新宿に居を移してから10年あまり、診療内容の変化や内装の老朽化もあり、

2年前、受付・待合と診察室などを改装、今回は、廊下、トイレ、脱毛、エステなど各部屋のリニューアルを行いました。

レーザーなど診療機材が増え手狭になり、移転も考えた時期もありましたが、

新宿駅直結という利便性に勝る場所もなく、改装を選択しました。

今回の改装の目玉は、レーザー脱毛室です。

実は10年前には、コロンクレンジング(腸内洗浄)の部屋として設計したため、水回りの関係で不自然な作りだったのですが、コロンクレンジングを完全に撤去して、脱毛を含め多目的なボディ施術の部屋にしました。

美容治療の中には、残念ながらブームの後に見向きもされなくなるものがあります。

コロンクレンジングもその一つで、10年前には、故ダイアナ妃も治療を受けていた云々でブームになりましたが、その後継続して治療を希望する人が少なく、ブームの終焉とともに消えていった治療です。確か青山にあった専門病院もかなり前に廃業していると思います。

そう考えると、10数年前にブームになったものでも、フォトフェイシャル、ケミカルピール、レーザー脱毛などは、今でも多くの方に利用されていますから、スタンダードな治療になったと言えます。

今回の改装に合わせて、新しいレーザー脱毛機種の導入を決めました。

また、ダイエットマシーンのさらなる充実に力を入れる予定です。

新しい治療がスタンダードになるかどうかは、患者様が決めることです。

提供者である我々医師や開発者、メーカーが決めるのではなく、受け手である患者様が必要とするかどうかにかかります。

私のクリニックの患者様は、私の方針で、ありとあらゆる美容治療機を体験いただける環境にあります。そういう意味で新しい治療機が当院で受け入れられるかどうかが、治療器にとっても試金石になると考えています。

昨年導入した、ウルセラシステム、肝斑治療レーザートーニングは、すでに当院ではスタンダード治療です。多くの患者様に喜んでもらえ、リピーターとなっていただけるからです。

今後も時代の最先端を行くべく、積極的に新しい治療にチャレンジ(まず、自分から)

すると共に、時代を超えてスタンダードな美容治療を作って行きたいと思います。

 改装後の廊下です。

きれいになりました。

改装後0317.jpg

  ボディルーム

ゼルティック(冷却脂肪減少治療)

ライトシェアとコメット(レーザー脱毛器)

さらに、新しいダイエットマシーン

新しいレーザー脱毛器導入予定です。

東洋医学、鍼灸の考え方に本治と標治と言う考え方があります。

本とは、正気、病因、先病、内にある病を指し、

標とは、邪気、病状、後病、外にある病を指します。

簡単に言えば、本とは疾病の本質であり、標とは疾病の現象です。

疾病の本質に対処する治療を「本治法」と言い、

疾病の現象に対する治療を「標治法」と言います。

 西洋医学で普通に言えば、

腹痛で来院された患者さんに対して、痛み止めの注射で、痛みを楽にしてあげるのが標治法、対処療法です。検査により痛みの原因を精査し、たとえば原因が腫瘍であれば、手術で取り除くのが本治法、根本治療となります。西洋医学は科学なので、原因が解り、理論が通じれば、治癒できます。 

鍼灸では、 痛みのあるその部位や周囲に鍼を打って、痛みを取るのが標治法で、

体の不調を、体全体で捉えて、全身的に不調を鍼で整えて行くのが本治法になります。 原因のはっきりしないもの、そもそも治癒することが出来ないものに効果を発揮します。 

さて、美容治療は標本どちらなのでしょう?

私が日常扱う症状は、しみ、シワ、たるみ、など加齢による

皮膚の美容的劣化状態なのですが、治療のほとんどが標治から始まります。

たとえば、しみをレーザーで取ったり、ボトックスやヒアルロン酸でしわを目立たなくすることは、とりあえずは標治法になります。

レーザーで色を取っても、皮膚本体が若返ったわけではありません。 

それに対して、サーマクール、ウルセラ、フラクセルなどの

熱治療は本治法になりえます。

最初は、たるみや毛穴に対する標治法なのですが、これらの治療は続けていくと、

皮膚そのものを良い状態、 若返った状態にしていくことができます。

そもそも、サーマクールなどはアメリカで開発された、西洋的、論理的、科学的治療ではあるのですが、効果は案外東洋医学的です。

ただ、効果が本物になるには、少なくとも半年、

23年かかる場合もあり、時間を要することが難点です。

初診の患者様に、いきなりこのような話をすると、中には、そんなには待てないと怒って帰ってしまう人もいます。

ですから、信頼関係のない初診の患者様には、まず標治法が多くなります。

それでもアンチエイジング治療は、やり方さえ良ければ、一時的な標治も継続により、

本治に近い効果になります。

信頼が得られれば、時間をかけて徐々に治療を本治中心に移行していきます。

開業して12年、今は定期的に本物のアンチエイジング治療で本治法を行っていただける患者様が多いので、気楽です。 

中国古典「素問」より

急則治標、緩則治本

「急であればその標を治し、緩であればその本を治す。」

治病必求干本

「病を治すには必ず本を求める。」

 中国古典恐るべし、数千年前の理論が最新の科学的アンチエイジング治療も飲み込んでしまいます。    

エコ2ピーリング(フラクショナルレーザー・ピーリング)

は特に毛穴の縮小に良い結果が出ています。

毛穴治療は、難しい!

どうしてかと言うと、毛穴はなくならないからです。

毛穴レス?は本当はありえないのです。

なくなるのではなく、縮小するだけです。 

特に鼻の毛穴は、皮脂線が発達して、常に皮脂の出口として開いている必要があります。

皮膚が厚く、レーザーが効きにくい場所なので、

頬の毛穴よりも治療が難しく、治療回数もかかります。

それでも、これくらいは、リアルに良くなります。

毛穴_前CGs.jpg

治療前

毛穴_後CGs.jpg

治療後

脂肪減少治療のなかで、運動についての話です。

前回も書いたように、ダイエットに必要なのは、

1.カロリー制限

2.運動

3.部分やせ

 

運動はもちろん健康に良いし、週に1、2回はぜひとも皆さん運動しましょう!

と言っても、忙しい毎日で出来るわけありません。

出来ないから太るんです。

私も過去に、何度スポーツジムの入会・退会を繰り返したことでしょうか。

通わないで払った費用は、かなりの額になると思います。

 

運動は健康には良いのですが、運動のみでは体重減少はほとんど起きません。

運動は、かなり激しいものでも、さほどのカロリー消費がないのです。

運動が、ダイエットにとって欠かせない理由は、筋肉量を維持し、基礎代謝を上げる重要な役割があるからです。

単純に運動しても、全く痩せませんが、

厳密なカロリー制限を行った上での計画的運動は、

時間がかかりますが大きな体重減少をもたらします。

また、太りにくい体質にしてくれます。

 

食事と運動がダイエットの基本です。

 

さて、当たり前のことでは面白くないので、

ここからが本題です。

単純な運動では、脂肪細胞から脂肪をエネルギーに転換して奪い去るのは難しいので、

クリニックでは、冷却凝固、超音波、高周波、薬剤などを用いて、

強引に脂肪の分解を促進します。ただ、油断すれば、遊離した脂肪は即座に再沈着します。脂肪の再沈着を防ぐため、出来るだけ速やかな運動が必要です。

 

どうしても、運動が必要なのですが、

狭いクリニックで、ジム通いの続かない横着者にもぴったりの運動。

 

「運動しない運動」

 

ついに見つけました。

EMS(電気的筋肉刺激装置)です。

あー、通販でも売ってるやつね。と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

そんじょそこらのEMSではありません。

この10年、数々の医療用EMSを試した私が初めて購入したEMSです。

かなり強力です。

 

詳しくは、次回(そのうち)書きます。

とりあえず、自分専用EMS

スタッフからバレンタインチョコいただきました。

マイダイエット中のため、カロリー控えめ?イチゴチョコとデザートセット

なぜかEMS中にもらいました。

チョコ分カロリー消費しなければ! ってことね。

世界一の注入用ヒアルロン酸製造メーカー、

QMED社の創業者オーナー、Bengt Agerup氏が来日し、

シークレット・セミナーと懇親会があり、

招待されたので行ってきました。

場所は六本木のスウェーデン大使館。

私もヒアルロン酸は、Q-MED社製レスチレン・シリーズを長年愛用しており、

品質はもちろん、トラブル時の迅速な対応などにも信頼をおいています。

現在、世界で使用されるヒアルロン酸のシェア40%がQ-MED社だそうです。

セミナーで印象に残った話は、

レスチレンはNASHAと呼ばれ、非動物性のヒアルロン酸で安全性が高いと言うことはよく知っているつもりでしたが、その構造が天然のヒアルロン酸と同じであることが組織親和性の良さであることを知りました。

ヒアルロン酸は、天然のままでは体内ですぐ吸収されてしまうため、ヒアルロン酸分子がすぐにはバラバラにならないように“つなぎ”を入れる加工をします。これを架橋形成(クロスリンク)と言うのですが、NASHAは天然のヒアルロン酸の形状そのままで架橋しているそうです。

他社製品だと、架橋ヒアルロン酸は、従来の形状とは人工的に変わってしまうとのことでした。

私が注入剤・フィラーの選択と注入法で重要視しているのは、

感覚的な言い方ですが、

「異物感」

です。

注入物は、どうしても異物は異物なので、体内に入った時の異物感があります。

架橋を強固にすれば、長期的に体内に残存するのですが、

異物感が強くなり、不自然になります。

一度に必要以上に注入すると、吸収性のものとは言え、

異物反応様に腫れぼったい顔になります。

反面、架橋を弱くすれば、自然ですが、吸収が早すぎ皮膚矯正力が弱まります。

何事もほどほどが良いのです。

人により、顔の部位により、皮膚性状は違いますから、

注入物の種類、架橋の強さを選択し、異物感なく

効果を出す注入方法を心がけています。

余談ですが、つなぎと言うとハンバーグを思い出します。

美味しいハンバーグは、やわらかく良い肉の味がするのですが、

良い素材とほど良いつなぎが食感や味を左右するようです。

つなぎがなくては、バラバラのひき肉ですし、多すぎると硬く食感も悪くなるようです。

ヒアルロン酸も同じですかね。

ハンバーグが食べたくなりますが、

ダイエット中でした。

ウルセラ・システムについて、27日の日本抗加齢美容医療学会(MBF

で講演してきました。

皆さんも健康診断やお腹の調子が悪い時、妊娠中に超音波診断装置(エコー)検査を受けたことがあると思います。超音波は、医療の世界では珍しいものではないのですが、美容皮膚科領域では、皮膚の若返りとして本格的治療器ではウルセラが世界初です。

(前立腺癌の治療ではウルセラと同じHIFU超音波が用いられています。)

以前のブログにも書いていますが、超音波ウルセラは、高周波サーマクールと少し違った作用を有します。専門的になるので避けますが、超音波と高周波の違いによって効果の出方が少し違うのですが、最終的には熱に変換されて皮膚に作用するわけですから、似たような効果になったりもします。

矛盾した言い回しですが、全然違うのに、似ている治療器です。

私には、この辺の微妙な違いが面白いのですが、自分自身でも受けて、多くの患者様にも受けていただいて初めて解ることなので、なかなか説明するのは難しいです。

さて、私の講演のほかにも、興味深い話が盛りだくさんで、最後まで飽きの来ない学会になりました。特に、有名な高須クリニックの高須克弥先生の自らの若返りについての講演は、さすがと言う内容でした。

私自身、12年前から、切らない若返り治療を自分自身の体で実験してきました。

その代表がサーマクールやウルセラでもあるのですが、実際、自分で受けてから人に施術するのと、受けてないのでは全く違います。

効果も痛みも、そしてリスクも、患者様と共有することが出来るのです。

私の顔もサーマCPTから2ヶ月ちょっと、そろそろ顔が次の治療を求めているのですが、今は、ダイエット系の治療に専念しています。

ゼルティックの反復治療と新しく購入した強力な医療用EMS(低周波筋肉刺激装置)、カロリー制限、そして、今月お借りする2種類の超音波ダイエット器を試験使用する予定です。

超音波も、自分自身に効果があれば購入するつもりです。

韓国でレーザー美容機器中心の開業をしている

StarSkin ClinikLee先生がいらっしゃいました。

このような訪問は、通常、レーザー代理店や業者さんの紹介でいらっしゃるのですが、今回Lee先生は、HPで私のクリニックを知り、

導入している機器が、自分のクリニックに非常に似ているので、

是非情報交換をしたいと、直接アポイントを入れてこられました。

 聞くところによると、Lee先生は皮膚科専門医で、ルートロニック(エコ2の開発販売会社)のKeyDoctorの一人だそうです。

レーザーに限らず、PRP、その他の痩身治療について、有益な情報交換が出来ました。

何だか意気投合しました。

今度は、私がLee先生を訪問したいと思います。

「ウルサーマ」

ウルセラシステムとサーマクールCPTの重ね打ちです。

年末から数名の気心の知れた患者様に、特別メニューとしてご提示していました。

名づけて、「ウルサーマ」

当院でサーマクールなど多くの治療をお受けになった方から☆☆☆のご評価をいただきましたので、メニューに追加予定です。

ウルセラとサーマCPTのどちらが良いのか?

どちらも現状の引き締めリフト治療において、最上位機種であることは間違いありません。このどちらが良いかと言われると、実際困るのですが、

いっそ両方一度に打っちゃえば良いじゃない、

得意のコンビネーション治療です。

日本で、あるいは世界でも、現時点でこの2機種を同時に治療できるのは、

私のクリニックだけでしょうから。

ウルセラは、3.0㎜と4.5㎜の皮膚の深さを別々に熱治療することが出来るのですが、

4.5㎜はサーマクールでも容易に到達できる深さではありません。

世界最深の熱治療器です。

一方、サーマCPTは、熱効率が良く、痛みが少なく、真皮全層を引き締めることが出来る、現在最強のタイトニングマシンだと思います。

(痛みが我慢できる方のみですが、サーマNXTによる石川式サーマクールは、

一度に得られる熱のボリュームにおいては最強だと自負しています。)

ウルセラ4.5㎜とサーマCPTの組み合わせは、皮膚の土台ともいえるSMAS筋膜をしっかりウルセラ4.5で引き締め、さらに強力に真皮全体をCPTで引き締める、究極の組み合わせです。

切らない、非手術系のリフト治療では、現在最強間違いなしです。

ウルセラ4.5㎜の熱

皮下組織SMAS筋膜に熱を発生し、引き締めます。

皮膚の土台を引き締める効果があります。 

サーマクールCPTの熱

真皮全層に効率よく熱を発生

ウルサーマ(ウルセラ4.5㎜+サーマクールCPT)

皮膚の土台SMAS と真皮全体に効率よく熱が行き渡ります。

脂肪減少治療、

食事制限についての話です。

美容に携わる医師として、ダイエットに必要な3つを上げます。

1.カロリー制限

2.運動

3.部分やせ

どれも難しい?

1.2は自分の意志の力が、3は医師の力が必要です。

意志が強くても、食事制限によるダイエットは難しいです。

しかも、ただ食事を抜いただけでは、体が維持できないので、

ビタミンやミネラル、微量元素などカロリーを落としても

必要な成分を補う必要があります。

それでも、あらゆるダイエット法で唯一明確なのは、

食事制限すれば痩せるということです。

私自身、過去に何度もダイエットに挑戦し、何度も大成功し、その後に大リバウンドを繰り返す、究極のダイエット人生を送っています。

最高3ヶ月で20kg85kg65kg)痩せたこともあります。1015kg位のメガダイエットを何度も行い、総量で100kgは痩せていると思います。

逆に言うと100kg以上リバウンド?しているのかもしれません。

人生で体重が一定の時期がほとんどないため、お会いした時期によって人から言われることが変わります。同じ日に、ある人からは、「太った?」と言われ、他の人から「痩せた?」と言われます。初めて会った時がその方の私に対する基準だからでしょう。

ところが、この5年間は完全なるリバウンド期間で、

会う人会う人に、「先生、太った?」と言われ続けています。

そして年明けの15日、人生最高位(横綱級)に登り詰めました。

クリニックで脂肪減少治療「ゼルティック」を始めたのに、

自分が太り続けていては説得力がないので、一念奮起、ゼルティックと共に

食事制限のダイエットも始めることにしました。

全く食べないのでは、なかなか日々の生活を過ごすこともできないので、

何か食べなくてはなりません。

ローカロリー食が必要になります。

私が長年愛用しているものに、有名なマイクロダイエットがあります。

マイクロダイエットがまだ無名で、特定の薬局のみで販売されていた20年近く前から、個人で愛用していました。

クリニック開業後、お勧めのダイエット食として取り扱い始め、

マイクロダイエットの販売元サニーヘルスさんの医療顧問をしていたこともあります。

極端なダイエットは、肌の老化を進行させることもあります。

ビタミンCはもちろんビタミンB群などの積極的な補助が必要です。

とりあえず、マイクロダイエットは安心ということです。

さらに今回は、特殊なサプリでビタミンCを毎日捕っています。

食欲を抑えるのは、一に忍耐、二に根性です。

どうしてもダメな人には、食欲抑制剤があります。

私も以前、サノレックスやリダクティルを使ったこともありますが、

お勧めしません。どうせ長続きしません。

さて、ダイエット開始してちょうど4週間になります。

成果やいかに。

フラクショナル・レーザーの話です。

(フラクショナル・レーザーについては過去のブログを参照してください。

http://www.crossclinic.jp/article/13471039.html

フラクショナル最強のCO2レーザーは、ニキビ跡、傷跡、毛穴治療、皮膚の若返りまで幅広く使える治療なのですが、本気で照射したときのダウンタイムは・・・

それなりにあります。

ダウンタイムを減らして、この効果を得られないかと試行錯誤した結果の一案が、

フラクショナル・レーザー・ピーリング(fractional laser peeling)です。

fractional.jpg

皮膚のフラクショナルレーザーの浸透様式の模式図です。

一番右が本気のエコ2やパールフラクショナル(アブレイティブ・フラクショナル・レーザー・リサーフェシング)です。レーザーが表皮を貫き、真皮まで穴が開くように蒸散します。 この治療だと、数日はダウンタイムが生じ、メイクにも制限があります。

真ん中がフラクセルやアファーム(ノンアブレイティブ・フラクショナル・リサーフェシング)です。レーザーは、表皮から真皮にかけてコラーゲンの変性部位を作りますが、表面の角質層は保たれ、穴が開いていないのが解ると思います。 この治療ならば直後からメイクができます。

左がフラクショナル・レーザー・ピーリングです。(専門的にはsuperficial fractional laser resurfacingと言います。

表皮をフラクショナルに削ってはいますが、真皮に入るか入らないかでレーザーの蒸散を抑えます。表皮のターンオーバーが上がり、熱作用による真皮の引き締めと刺激を行います。治療には、肌質に合わせたレーザー径の設定、照射のパラメーターの設定と、熟練が要りますが、真皮の手前でレーザーを寸止め出来ると効果が上がります。

この照射方法だと、ダウンタイムがほとんどなく毛穴を効率よく引き締めることが出来ます。

もちろん、強い照射には劣りますが、ダウンタイムを考えると、ピーリング感覚でフラクショナルレーザーを受けることが出来ます。

2月には

フラクショナル・レーザー・ピーリング(FLP) は、

エコツーピーリング でクリニックメニューに正式アップする予定です。 

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