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冷却脂肪分解のゼルティック社からアジアパシフィックのマネージングディレクターJames Hastingsさんが、ビッグな新製品を携え来院してくれました。

新型ゼルティックです。

ビッグマウス!!!

通常サイズと比べかなり大きい! 

ゼルティックは、脂肪細胞を冷却凝固し破壊する治療。

当院では、昨年より日本第1号機を先行導入し使用してきました。

どちらかと言うと、通好みの治療のため、ゆっくりと火が付いてきた治療ですが、

James Hastingsさんによれば、アメリカでは、脂肪吸引に替わる新治療として大ブレーク中とのこと。

(ビッグマウス?)

ゼルティックは、これで吸引口が3種類になります。

1号機が通常サイズ、2号機が日本人女性用に開発された小型サイズ。

この二つは、吸引口の形が違うものの、冷却部分は同じ大きさなので、

能力的には同等です。

今回の3号機は、吸引口も冷却部分も大きく、性能も2.5倍、効率よく脂肪細胞を破壊してくれます。

これまでより、フィットする体のサイズ、脂肪のサイズも増えます。

これは期待度大です。

早速、ゼルティック経験12回の私が試してみることに。

結果は、次回(そのうち)報告します。

先日、某雑誌の企画で、ダイエット座談会に参加してきました。

メンバーは、私と友人の美容ライターのお二人、UさんとYさん。

お二人とも、ダイエットに関する知識、経験は私以上かもしれないというほどの美容とダイエットのプロです。

そして、毎年忘年会で、その年のダイエットと“結局は失敗”談を語り合う、ダメダメ・ダイエッターの仲間でもあります。

そんなメンバーの私が、今年前半、一念奮起し、25kgダイエットに成功。

今年の4月頃、すでにかなり痩せていた私を見たお二人のショックはかなりのようで、私も喜色満面、してやったりの心持でしたが、その後、風の噂で、Yさんが激痩せしているという話を聞きました。

私の周囲では、「石川ショック」と言われ、石川が痩せられたのに、私が痩せられないわけがない!とダイエットに励む人が急増!

この現象は、友人、スタッフ、患者様にまで広がりつつあります。

また、ある医療機器は、私が購入後にかなりの美容クリニックに導入され、いきなりセールスが伸びたそうです。

UさんとYさんも、秘かにがんばっていたようで、特にYさんは半年で24kgのダイエットに成功。女性でこの数値はすごい。医者の立場からすると、健康を危惧するスピードですが、いたって健康と言うことで、見違えるくらいスマートになっていました。

「やっぱり、人間、やれば出来る!」

そんな経緯で実現したダイエット座談会です。

座談会は、ダイエットに関する知識、医学的方法論、そして、ダイエットの常識を超えて精神論に至るまで、話題に事欠かない内容になったと思います。

20kg以上のダイエット成功の秘訣も当然語られていますので、お楽しみに。

最近リバウンド気味の私も、Yさんに負けてはいられないと、刺激を受け、年末年始を乗り切るべく、ダイエットモードに突入しました。

見た目のアンチエイジング研究会で講演をしてきました。

日本抗加齢医学会の分科会で、美容に関するアンチエイジング研究会です。

私は、ランチョンセミナーで肝斑のレーザートーニングに関する発表をいたしましたが、会自体は、内科系の先生が多いということでした。こういう会での発表は難しいです。

今話題の「糖化」に関する午後のシンポジウムも聞いてきました。糖化は数年前から興味があり、自分なりに調べたことがあるのですが、1時間足らずで、それよりもはるかに多い情報量を得られました。

アンチエイジング内科はかなり進歩しているようです。

アンチエイジングの理想は、内面と外面、両面のアンチエイジングです。内面は、健康と精神面、外面は、見た目の形態と皮膚の健康、これらをトータルに治療するのが理想です。この考えは、長年の私の理想でもありますが、皮膚科・形成外科・内科、さらに多くの分野の知識と、かつ臨床力を持たなくてはなりません。臨床力がなければ、絵に描いた餅、机上の空論です。 そして、私にとって今だ遠い理想です。

アンチエイジングが言葉として市民権を得たこの時代に、内面でも外面でも、求められているのは、結果、患者にとってのソリューションです。

内科的治療が難しいのは、評価に長い年月を要することです。

それに対して、見た目の治療は内科的治療よりは、解り易く短期に効果の判定が出来ます。(といっても数年かかるものもあります。)

患者が効果を感じたと思う、その患者満足度が美容医療の進歩を支えています。

中でもしみ治療は、治療結果、治療効果が、医師にも患者にも明確です。ごまかしが効かない治療です。

だからこそ、 

「効けば官軍」

美容医療では、この10年、患者満足と評価に耐えうるものだけが生き残っています。治療機器、治療法、医師、病院しかり。 自費診療の医療は、その競争と淘汰は、かなり激しいのです。

肝斑の治療は、肝斑の診断そのものにも、様々な意見、学説があり、治療法も医師によりまちまちで、内服、外用、塗り薬、光治療などありますが、最も難しく、結果の出にくい「しみ治療」の一つでした。

ご批判もあるかも知れませんが、私が現在知る限り、最も優れた肝斑治療は、メドライトC6によるレーザートーニングです。(もっと良い治療法やレーザーがあるならば、その場合は何の躊躇もなくそちらに乗り換えます。)

肝斑と向き合って治療をした経験のある医師ならば、レーザートーニングが評価に耐えうる治療法であると、今回の発表で感じていただけたと思います。

近い将来、レーザートーニングが肝斑の治療法として、美容皮膚科だけではなく、一般皮膚科の先生にも広く認めていただけるようになるはずです。

私のクリニックでは、間違いなく「官軍」治療です。

125()4回スレッドリフト研究会を行います。

テーマは「次世代型スレッドリフトの展開」

会長は、聖心美容外科総院長の鎌倉達郎先生です。

http://www.thread-lift.org/

スレッド.JPG

さて、4回目となります当研究会は、国内・海外、多々ありますスレッドリフト(糸を使ったフェイスリフト手術)の手術方法、商材、術式のコツ、様々な医師の意見などを聞き、より良いもの、しっかりとした治療法にして行こう!とナグモクリニックの南雲先生の呼びかけのもと、学会の枠を越え、手弁当で集まった世話人で始めた会です。今回、私は世話人として裏方の役割です。

研究会の目玉は、ライブサージャリーです。

特に今回は、海外から2名のドクターをお呼びしました。お二人ともスレッドリフト手術の権威で、世界にアプトス・ハッピーリフトを広めたことで、日本でも有名なイタリアのアッカルド先生、そして、新しいスレッドリフト、スプリングスレッドの開発者、フランスのフリスマン先生です。

同時に2名の世界的権威の手技を見られることはめったにありません。

ちなみに、裏方と称しつつ、私、ライブを直に見られるカメラマンの役を狙っています。

当日は、イタリア語、フランス語と飛び交いそうですが、同時通訳されるのでご心配なく。

新しい治療法についてのサプライズも期待できるかもしれません。

皆様のご参加をお待ちしております。

最近、久々にエンダモロジーを受けています。

エンダモロジーで着るエンダスーツ、 

通称モジモジ君は少し恥ずかしいのです。         

エンダモロジーをクリニックに導入したのは、10年(くらい)前です。

エンダモロジーといえばセルライト。

セルライト?今や知名度を得た単語も、当時は全く無名で、何それっ?て感じでした。

脂肪細胞の周りに老廃物が溜まり、硬くなり代謝が悪くなる?

肥満女性に多い、オレンジの皮のような皮膚?

医学的には、全くちんぷんかんぷんです。

エンダモロジーは、皮膚を強力に吸引し、ローラーでもみほぐすマッサージの一種で、もともと、傷跡の治療で開発された機械です。皮膚をなめらかにする作用があり、転じて、皮下脂肪の減少やセルライト状態の改善に使用されるようになったと聞いています。

10年も前ですが、頭の中では疑問を感じつつもエンダモロジーを受けてみて、

案外「いいじゃない!」とかなり気に入りました。

エステ的ではありますが、血行とリンパの局所循環が良くなるのは確かに良いし、物理的に硬い組織を押しつぶすようなローラーの動きは、硬くなった組織(セルライト)をやわらかくする効果がありそうです。

男性には解らないのですが、女性は痩せていても、特に、むくみや冷え性の方には、セルライトが多いようです。

その後、エンダモロジーは、10年の長きに渡りクリニックメニューとして存在しています。一定のファンがいるからでもあります。

理由は、効果があるのと、もう一つ、気持ち良いからです。

医学的エビデンスは重要ですが、一定の効果と満足度のある治療は長続きする。

これが、私流のエビデンスでもあります。 

ドンキホーテがロシナンテに乗り、颯爽と風車に立ち向かう!?

当時は、セルライトが幻想に思えましたし、

現時点でも、個人的には、未だ結論が出ていませんが、

少なくともロシナンテは恐ろしいくらい進化して、まるで近未来の

ロボットのようです。

これならば、乗りこなせば、風にも手が届くのかもしれません。

 新型エンダモロジー

キュテラ社主催のトータルスキンセラピーミーティングに参加してきました。

私の発表は、「アブレイティブ・レーザーによる複合治療〜パールフュージョンの実際〜」です。

できるだけ、わかりやすく解説。

アブレィティブとは、表皮を含む皮膚の表面を削り取ることです。レーザーで表皮を削り取れは、火傷ですが、火傷の跡にならないようにうまく削り取れば、皮膚が再生して、きれいになったり、若返ったりするのです。 この治療をアブレイティブ・レーザーリサーフェシングと言います。

レーザー・リサーフェシングは過去のブログでも何度か説明しています。

アブレイティブに表皮を削ると、カサブタが出来たり、皮膚の保護が弱くなった状態になります。そのため、アブレイティブレーザーの弱点は、ダウンタイムが長く、色素沈着などの副作用リスクが高くなることです。そのため、長年この治療は敬遠される傾向にあったのですが、近年、アブレイティブの中でも、比較的反応がマイルドな新しい波長が開発されたり、フラクショナル(点状にレーザーを照射)にすることにより、照射のリスクが格段に下がり、あらためて脚光を浴びるレーザー分野になっています。

ちなみに、ノン・アブレイティブは、表皮を削らないで、皮膚の内部にだけ熱反応を起こす治療です。さらに進化した、サーマクール、ウルセラなどもすべて、アブレイティブレーザーの弱点を克服するために作られてきた治療です。

パールフュージョンは、アブレイティブレーザーのパールとフラクショナルレーザーのパールフラクショナルを重ねて照射する方法です。

1年ほど前から当院では、ダブル・パールの名称で行っています。

ダブルパール1019.jpg

  

 アブレイティブレーザーでは、カサブタ期間がダウンタイムになります。

今回もぎりぎり何とかプレゼンを間に合わせることが出来ました。

出来に不安を感じつつも、終わって一息、控え室で他の演者の方々と談笑していたところ、今回お見えになっていた、形成外科・美容外科学会のドン、O先生に、「君のプレゼンはいつ聞いても面白い。イマジネーションを感じる。」とお言葉をいただきました。

私にとっては、雲の上の存在、そんな先生にお褒めいただき、テンションが急上昇。

人間、ほめて育てる。とは言ったもの。

この年でも、尊敬する先輩に褒められるとうれしいものです。

何だか、やる気が湧いてきました。

今週はスタッフを褒めようかな?

まあ、褒め殺しってのもありますがね。

美容外科学会、MSCSセミナー終了後、土曜から日曜まで、 総勢11名(妊婦と新人のお留守番除く)で、京都スタッフ旅行です。

土曜夜は、懐石に、何故かボーリング大会。

日曜は、バス貸切り京都ツアーです!

三十三間堂、清水、金閣、錦市場など、今回は初心者コースです。

私は、京都には何故かご縁があって、市内の有名スポットと京都駅伊勢丹のデパ地下は
ほぼ制覇しているのですが、どの場所も何度行っても良いものです。
ツアー最後は、私のパワースポットの一つ、広隆寺へ、
他の有名スポットは、連休のため、人人人・・・でしたが、
広隆寺は人が少なく、空気が澄んでいました。
久々に弥勒菩薩様にお会いできました。

そして、伊勢丹地下2階で生湯葉と生麩をたっぷり買い込み 駅ナカの松葉ニシンそばで締めました。

京都に行くと、いつも日本人としての幸せと誇りを感じます。

そうです、京都に行きましょう。

美容外科学会そのものは2日で終了しましたが、土曜日は学会併設セミナー
MSCS(メディカル・スキンケア・スペシャリスト)講習会に参加してきました。

当院スタッフが、パネル:患者満足度を上げるマナー・接遇にパネリストとして参加するため、応援にスタッフ8名と駆けつけたのです。

MSCSは、美容外科・美容皮膚科で働く、コメディカル(ナース、エステティシャン、受付・事務)のためのセミナーです。私は初めての参加ですが、内容が充実していて驚きました。

著名な先生方の講義は、医師が聞いても面白いレベルで、特に佐藤先生の脂肪細胞の講義は勉強になりました。パネルも、クリニックのマナーや接遇について、それぞれのクリニックの立場で発表され、また討論も興味深かったです。

当院のスタッフも良くがんばってくれました。

クロスクリニックのカラーがうまく出ていたと思います。

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日本美容外科学会初日、一般演題では、8年連続8度目のサーマクールに関する発表。企業主催のイブニングセミナーでフラクセルとeマトリックスの二つのフラクショナル治療について発表しました。

サーマクールは私のライフワークでもあり、8年前のサーマクール導入時からの治療の推移、患者動向、新機種、治療方法などなど、しつこく毎年発表しています。おかげさまで、最近は定番化してきており、大先輩の某先生からは、こういう長期経過の発表は貴重なので、これからもがんばりなさいと、いつもお声をかけていただけます。ありがとうございます。

フラクセル、イーマトリックスのフラクショナル治療は、導入間もない治療で、症例も揃わなかったのですが強行発表、先月モニターとしてご協力していただいた方々、ご協力ありがとうございました。

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初日最後は、懇親会、そして、ぎりぎりの新幹線で一旦東京へとんぼ返り。

学会2日目に参加したかったのですが、金曜日は予約表がぎっしり、一日いっぱい診療して、夜、また京都へ。

京都駅に着くなりタクシーへ、「なわて、しんばし」知り合いのお店へ直行です。

京都の町は碁盤の目、通りを2つ言えば、たいがい着きます。

3日目は、学会併設セミナーに参加します。

33回日本美容外科学会総会が1078日と京都で開催されています。

今学会の会長、美容外科学会、レーザー学会の重鎮、亀井康二先生よりお誘いいただき、初めて前夜祭の会長招宴から参加させていただきました。

場所は、ザ・ガーデンオリエンタル京都。初めて聞く名前でしたが、高台寺の近くにあり、著名な画家、竹内栖鳳の私邸をそのままレストランにした、しゃれた場所でした。 もっとも、そんなたたずまいを楽しむ余裕は全くありませんでした。いつも懇意していただいている亀井先生のお誘いと気軽に出かけたのですが、席について周りを見渡すと、全員大先輩。よく考えれば当たり前なのですが、学会の役員、名誉会員の先生など著名な方々ばかり、年齢的にも自分が一番下で、緊張しつつ挨拶回りをしているうちに、あっという間に時間が過ぎました。

美味しいお料理 も、

すでに記憶になし。

ホテルに帰り、ほぼ徹夜で発表の準備。

先週は診療も忙しく準備が進まず、いつものように最後の追い込み。

目の下に、がっつり“くま”が・・・。

顔プラでもうちたいところですが、

睡眠不足のまま、初日2つの発表です。

食べても太らない・・・とまでは言わないものの、 一定の割合で食べたものの吸収を妨げる薬があります。ゼニカル(成分名オリルスタット)は、腸管での脂肪の吸収をじゃまするダイエット薬です。
大きな分子の脂肪は、そのままでは腸で吸収されないため、脂肪分解酵素によって分解されてから体内に吸収されます。
食事と一緒にゼニカルを服用すると、ゼニカルが脂肪分解酵素リパーゼの働きを妨げ、30%の脂肪が吸収されないようになります。
脂肪そのものが高カロリーですから、脂肪の吸収をカットするのは有効なカロリーカットになります。 ゼニカルが他のダイエット・ピルと違うのは、腸で直接脂肪の吸収をブロックするので、食欲抑制剤のように脳に作用したり、
交感神経刺激剤のような心血管に負担をかけることもなく、副作用が少ないところです。
副作用は、下痢や腹部膨満など消化器症状です。 吸収しなかった脂肪が大量に便に排出されますから、脂肪下痢になります。
ゼニカルが発売された10年位前、焼肉でカルビをたくさん食べて、ゼニカルの効果を実験して、大変な目にあったことがあります。
脂溶性ビタミンやベータカロチンなども同時に吸収が悪くなるのですが、少し多めに取ることを心掛ければ良い程度です。

ちなみに、脂肪分の多い食事+ニンジンジュース+ゼニカル あるいは、
+マンゴージュース+ゼニカル の組み合わせで、脂肪と 脂溶性ビタミンが吸収されないことが、翌日のトイレでわかると思います。 

オフラベルユース(薬剤のラベルに記載してある効果以外の使用法)ですが、
ゼニカルは便秘解消にも役立つ薬です。
脂肪下痢を起こすので、ある意味、下剤なのです。秘かに便秘薬として、ゼニカルを使用している方もいるほどです。

話は変わりますが、 もう一つ夢のダイエット薬があるとすれば、炭水化物の吸収阻害剤です。 残念ながら、医薬品の炭水化物の吸収阻害剤は現在のところありません。キトサンやギムネマ、サラシアなどの吸収吸着系のダイエットサプリは、医薬品ではないので、効果にエビデンスはありません。 あくまで健康補助食品レベルですが、最近は、たくさん種類があります。

私も長年、某吸収系サプリを愛用しています。

吸収吸着系のダイエットサプリのオフラベルユースは、ゼニカルとの併用です。 ゼニカルと同時に吸収吸着系のダイエットサプリと取ると、ゼニカルで吸収不良となった脂肪分を食物繊維などに吸着させ、
副作用の脂肪下痢を抑えることができます。
ゼニカルの副作用にお困りのかた、是非お試しください。
もちろん自己責任で。



「食べることは、生きること。」

そして、「生きることは、太ることである。」  

やはり、ダイエットがひと段落すると、太り始める。

何とか抑えねばと思いつつ、徐々に食べるものも変化してきた。

食べても太らない、魔法の薬はないものか?

・・・ない!!

先日、麻薬所持で捕まった元芸能人の映像を見て驚いたが、薬物依存でかなり憔悴していた。食べること、生きること以上に依存してしまう薬物の恐ろしさを感じる。

魔法どころか悪魔の薬である。

麻薬とは言わないが、ダイエットには危険な薬剤がある。

以前中国製ダイエット薬に含まれて、死者も出て話題になったエフェドリン。漢方のマオウはこれを含んでいる。10年以上前だと思うが、アメリカ製のエフェドラと言うダイエット薬も、名前の通りエフェドリンを含んでおり、良く効いたが、健康被害によりFDAで規制された記憶がある。

エフェドリンの様な交感神経を刺激する薬剤は、脂肪代謝を高めるが、高血圧、不整脈や心停止、中枢神経系の精神症状など起こす可能性が高く、ダイエットに使うには、危険な薬剤である。

真偽のほどは分からないが、この成分を性懲りもなく処方している医師の話が、数ヶ月前の週刊誌に出ていた。

もちろん合法ではあるが、いわゆる食欲抑制剤と言う薬もある。

日本で認可されている「サノレックス」はBMI35以上の極度の肥満に対してのみ保険適応がある。成分はマジンドールで、脳の食欲中枢に作用する。簡単に言うと、食べたいという気持ちを麻痺させるのであるが、やはり副作用がある。病院ではなく、怪しげな健康サロンで、この薬をダイエット用に処方して、逮捕された医師がいたような記憶がある。

アメリカ製の「メリディア」・「リダクティル」成分名シブトラミンも、同様の食欲抑制剤である。

概して食欲抑制剤は、向精神薬や麻薬に似ている成分で、健康に良いわけがない。

以前、自分自身も試した結果、気分の変化、心悸亢進など副作用もあり、効果もさほどなかった。人によっては副作用もなく、効果が出るが、医師として、食欲抑制剤は使用したくない。どうしても試したい人も一時的使用にとどめるべきだ。

一部のダイエット薬は、ネット上で違法な輸入販売も頻繁に行われているし、未だに危険な成分を含む薬剤が存在し、薬剤の横流しなどもあり、なんとなくダークサイドである。

こんな方法でダイエットが成功しても、良いことはまずない。

「体は痩せても、心まで痩せたくはない。」     

第19回日本形成外科学会基礎学術集会に参加してきました。

形成外科の基礎って何?と思われる方のために

形成外科は、先天的あるいは病気や外傷により生じる、身体の部分的な欠損、機能の障害、それによるQOLの低下を回復する外科です。
形成外科の両輪は、再建外科と美容外科で、異常な状態を正常に戻すのが再建外科で、機能的には正常でも、美的により良い状態を目指すのが美容外科です。一見全く違うようで基礎は一緒です。

形成外科の基礎は、傷が治る時(創傷治癒)の様々な現象の解明、組織が再生する時の細胞の研究など、創傷治癒関連、再生医療などです。

ありきたりでつまらないですね。
思い切って、もっとわかりやすく!
人間には、たとえば「手」と言う「形」があります。
「手」は、親指と4本の指が対になっています。親指と他の指で「物をつまむ」機能は、この形なくしてありえません。
この形が怪我により崩れてしまえば、手としての機能が損なわれます。
形もまた重要な機能なのです。

「形」とそれに伴う「機能」を回復させるのが形成外科です。

 それでは、顔はどうでしょう?

顔には、もちろん目鼻口耳など重要な感覚器官があり、それ自体の機能が重要ですが、社会的動物である人間は、顔で感情を表します。顔は、社会と他者に対する窓口という重要な役割があります。にこやかに微笑みかけるのも、険しくにらみつけるのも、同じ顔で出来るのです。
顔の表情の美醜、老若は、形でもあり機能でもあるのです。
 
「美容」とその「機能」の改善を外科手術で図るのが、美容外科です。 
美容外科を、しょせん「見た目」だけの治療と卑下する向きもいらっしゃいますが、残念ながら、「見た目」と
「見せかけ」を混同している方がほとんどです。
「見た目」「見かけ 」は重要な機能です。 

皮膚が傷つき、損傷を受けた時、軽度であれば、自然に皮膚は修復され治癒します。重度であれば治療が必要になります。
傷跡が残らないこともあれば、残ることもあります。傷跡がひどければ、見た目にも悪く、引きつれたり、痛みを伴い、機能障害も起こします。
「傷を綺麗に治すこと」は、見た目と機能を回復させる形成外科の重要な役割です。
その基礎が創傷治癒学です。
傷が治る仕組みの基礎研究には、皮膚が若返る、組織が再生するなど、宝が満載されています。
私の専門の美容皮膚治療のほとんどは、皮膚に治る程度の損傷を与え、その回復力により、皮膚をより綺麗に、正常にする治療です。
フラクセルやサーマクールもこの基礎の上に成り立っているのです。

さて、話を戻して、

今回の基礎学会を見て、形成外科の基礎研究が様々な方向に進化、発展し、むしろ基礎が臨床をリードできるまでに、形成外科が変わってきているのを感じました。
最近は、形成外科の教授が、臨床研究よりも基礎研究の成果で選出される傾向もあるようです。

基礎研究は、あまりにも臨床から遠くなりすぎると、面白みなく感じるのですが、そこは、形成外科、多くの発表が臨床に関連付けられる、興味深い内容でした。

悲しいかな、開業医の身の上、学会シーズンのこの時期、クリニックを休んですべての学会に参加するわけにも行きません。

来月はメインの日本美容外科学会もあるため、今回はあくまでスポット参加です。

さて、暑い夏もいよいよ終わりに近づいているようです。

そして、秋と言えば、食欲の秋。

ダイエッターには、何かと誘惑の多い季節がやってきます。

油断すれば、せっかくのダイエットもすぐに元の木阿見にもなりかねません。


そこで、もう一度ダイエット目標を立てることにしました。

体重的には、痩せすぎも困るので維持することと、もう少しお腹を絞る。

今までも行ってきた「お腹の部分痩せ」をさらに強化推進していきます。

    ACボディ

    ゼルティック

    ウルトラアクセント

    サーマクール・ボディ(ビッグホルン16

などの継続治療を行っていきます。

脂肪はかなり減ったのですが、あと少しの脂肪が取れません。

それと皮膚のたるみとセルライトの問題があります。


色々新施術を試していく予定ですが、今のところ秘密です。

実は、先月(2010.8.10)、2回目のサーマクール・ボディを行いました。

1回目は2009.5.12.でした。http://www.crossclinic.jp/article/13451256.html

サーマクール・ボディの脂肪除去作用は、ゼルティックやウルトラアクセントに比べて弱い印象です。

1回目は私のお腹は脂肪が多すぎて、サーマでは歯が立たたなかったのですが、

今回は、皮膚の引き締め効果、セルライトに対する効果を強く感じました。

それと、お腹の皮膚が綺麗になりました。

いい年して、お腹の皮膚なんて正直どうでもいいのですが、

皮膚がしなやかになった印象です。

サーマクール恐るべし!

出産後に行うと、産後の皮膚のたるみに効果がありそうです。

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 サーマ・ボディ

産後ならぬ

ダイエット産後の私のお腹

引き締まり感が違います。

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ボディ用サーマクールは

通常のサーマクールの5倍の面積

16.0です。

写真右がお顔用との比較   

Thermabody2.JPG

 4つに分割されたパーツが、連続で効率よく高周波を回転させながら照射していきます。
熱効率が良く、ボディの脂肪、セルライト、皮膚の引き締めに作られた優れモノです。

9月5日(日)日本抗加齢美容医療学会、第15回メディカルビューティーフォーラム(MBF)が大変盛会となり、無事終了いたしました。

ご参加いただきました諸先生方、ご協力いただきました企業各社ならびに関係者の方々に深くお礼申しあげます。

9.5MBF.jpg

朝から満席で熱気ムンムンでした。

フォーラム1の「今さら聞けない基礎、今聞きたい最新」では、治療が確立してきた時期の基礎的研究にも、ある程度形を変えた最新の治療にも、その治療の本質があり、共通するものだということを発表していただけたと思います。

特別講演のLim先生の「PPPジェル」についてのご発表、特にPPPジェルとPRPの混合治療は、多くの先生方がうなる内容でした。さすが美容先進国とあらためて感心いたしました。Lim先生は、私にPPP治療を教えてくださった恩師でもあります。

Lim先生に感謝状と記念品の贈呈

ランチョンセミナーでの、新しいヒアルロン酸注入の治療法も興味深いものでした。フォーラム2の「再生医療のこれから」では、現在でも基礎研究が大事な時期でもありながら、いかに臨床応用していくか、しているのか、と言うことを研究室レベルではなく、臨床レベルに踏み込んでお話していただけたと思います。予想通り、素晴らしい講師陣のおかげで、内容の濃いプレゼンが続き、このような会では珍しいくらい途中退席者が少なかったと思います。

 連続する気を抜けないご発表の合間に、不肖私の会長講演は、肩の凝らない「自由研究」で、私の25kgダイエットと若返り治療について発表いたしました。

その中でも余興の2枚のスライドをご紹介します。

一つ目は、ダイエットなぞかけ

整いました!
ダイエットとかけて、武将の死と解く
その心は、・・・

ダイエットなぞかけ.jpg

どちらも脂肪(死亡)に

自制の苦(辞世の句)

がつきものです。

そして、最後の一句

MBF一句.jpg

 

氷らせては、 冷却脂肪減少治療 ゼルティックのこと。
円写真は昨年暮れの95kg超の私(現在70kg)

なぞかけの返しで、もちろん秀吉の辞世の句が元歌です。
   

95日の日本抗加齢美容医療学会メディカル・ビューティー・フォーラム(MBF)は、おかげさまで前登録のみで満席となりました。

学会準備を始めた5月当初、不景気の影響で、某大手レーザー会社L社さんに企業展示を断られた時には、どうしようかと思いましたが、最終的には企業展示も満席となり、一部お断りするほどになりました。元気の無い企業に代わって、元気な新興企業も出てきている時代の変化を感じます。

すばらしい講師陣のおかげもあって、前登録も順調に進み、1週間前で完全に締め切りになりました。

実りある会にするため、もうひと頑張りいたします。

大言壮語しておりますMy Dietは、さらに体重60kg台になりました。

今回は本当に満席のため、すでに登録は終了しています。また、会場の防災面からお席の増設ができません。前登録の無い方は当日お越しになられましても、ご入場できませんのでご了承ください。

石川の知り合いだ、遠くから来たから入れてくれ、と言われましても、今回は泣きが通用しません。くれぐれもよろしくお願いいたします。

25キロダイエットが成功して以降、今はリバウンドとの戦いです。
ベリーローカロリーで過ごしてきた期間で、
体は脂肪を蓄積しやすい状態です。
今は、少しずつカロリーを入れつつ、脂肪をためないで、
出来れば筋肉を付けたいところです。
本当はダイエットが成功した後のリバウンド予防こそ運動が良いのですが、する時間も、する
気もないので、
頼れるのはACボディだけです。週1回、1時間、お腹でレベル60〜70のACを続けています。
 
 

もう一つ、我々メタボ世代の一番の問題点が、お腹のお肉!
25キロ痩せたとはいえ、未だお腹のお肉は気になるのです
そこで、「ゼルティック」です。
今回で、12回目。
ゼルティックは、マイナーチェンジされ日本人の女性用に小さいアタッチメントが用意されました。  

ゼルティックはipadと相性が良いようです。

左が小さなアタッチメント

実は、ゼルティックは現在、様々なハンドピースを開発している段階、まだまだ、発展途上の治療でもあります。

いずれ、お腹全体一度にフィットするものや他の部位にフィットするものも開発されるはずです。 
初めてゼルティックをした2009年10月1日とは、別人で、今回は小型アタッチメントがぴったりでした。 
 

ところでゼルティックを知らない人のために、
ゼルティックは、クライオリポリーシス(Crio-lipolysis)という脂肪を減少させる治療法です。
クライオ(Crio)は冷却、冷凍を、
リポリーシス(lipolysis)は脂肪減少治療を意味します。

ゼルティックだけでは芸がないので、実は、今挑戦中なのが、ゼルティック+ウルトラアクセント併用療法。
ゼルウル??ウルゼル??
ゼルティック直後の冷却した脂肪にウルトラアクセントの超音波をかけています。
ウルトラアクセントの超音波が冷凍状態の脂肪にどのように作用するのか、
実験を含めて自分でやっています。実は、すでに2度目の挑戦です。 

このような併用療法は、それぞれの効果の1+1の結果なのか
1+1+αの
相乗効果が見込めるかどうか、
むしろ−αがないかどうかを見極める必要があります。

また、治療のタイミング、同日・同時に施行するのがよいのか、
日を改めるのが良いのか?
 色々試してみる必要があります。

 

ゼルティックとウルトラアクセントは、それぞれの治療に効果があるので、
たとえば日を改め、あるいは違う部位に治療を行えば、効果が高まるのは当然ですが、

 

私の体験では、同日と言うより、直後の脂肪が凍っている状態に
超音波をかけるのがベストです。

推測の域を出ない部分もありますが、理論を含めて、
結果は、9月5日の日本抗加齢医療学会(MBF)で報告します。


  ゼルティック直後の凍った部分に

 ウルトラアクセントの超音波をかけます。

新しい美肌マシーンを紹介いたします。

世界初のフラクショナルRF(高周波)e-Matrix(eマトリックス)です。

eMatrix2.jpg

コンパクトでデザインもかっこいい!

パソコン程度の大きさです。

 


前回ブログの自分治療「ウルサーマ再び」の翌日に初体験です。

 e-Matrixは、オーロラ(フォトRF)やポラリス、リファームST(たるみ治療)で有名なシネロン社のニューマシーンです。実はプロトタイプが2年前から私のクリニックに設置してありましたが実用化のめどが立たず、結局プロトタイプはお返しし、全く新しいマシーンになったので、再度クリニックに導入することにしました。

フラクショナル・レーザーのフラクショナルの技術をRF(高周波)に拡大応用したのがe-Matrix(イーマトリックス)です。シネロンはこの治療をSublative(サブレイティブ)と命名しています。皮膚の表面よりも下(sub)を熱による剥離(Ablative)すると言う意味らしいです。命名好きの私の心をくすぐります。

実は2年前には???と思っていましたが、最終的に良いできに仕上がっています。さすがシネロン!無茶ぶりを商品化に持っていく技術力に脱帽です。

フラクショナル・レーザーとRFの違いは、真皮層での熱の広がり方。

レーザーは皮膚の深部に         

行くにしたがい、熱が弱まります。

かならずしもではありませんが、深く熱を及ぼそうとすると、

表面の損傷が大きくなる傾向があるのです。

フラクショナルRFは、

皮膚の深部に向かいむしろ広がる

性質を持っています。皮膚表面の損傷の割に、

一定の深さの損傷程度と治療効率が高まります。 

 

 

絵に描いた餅と思いきや、やってみて、なかなか納得してしまいました。

とにかく、自分でやってみるのが私の信条です。
一番軽めのモードですが、痛みは、麻酔の必要ない程度です。ダウンタイムも軽く、日焼け程度の微小な点状のかさぶたで、お化粧も問題ありません。
ニキビ跡治療は、強いモードが必要ですが、レーザーとは違う味が出るかもしれません。

直後に赤み、ひりひりがありますが、フラクショナル系としては、ダウンタイムは軽い方です。

 

1週間で皮膚がパーンとします。

毛穴もかなり良いです。

こめかみに銃口を当てられているような絵です。

eマトリックスの照射ハンドピースです。この形・・・・

どうしてもワルサーPPKを連想します。デザイナーはガンマニアかも。

9月より、治療スタートです。
初心者からマニアまで、かなり幅広い層にお勧めできるフラクショナルです。

お盆も終わり、皆さま日常に戻りつつあるかと思いますが、
私はいつも通り、暦通りに働いています。
この時期は、年に1回、あるいは2回と長いお休みがある時しかお越しになれない
久々のなつかしい患者様にお会いできるのが楽しみです。
25kgダイエットの成果に驚いていただけるので、今年はさらに楽しいのです。
昨日も1年ぶり、2年ぶりの患者様のお肌を拝見し、自分の治療で老化を食い止めているのが
実感できて、さらに嬉しくなります。 

私自身も患者様に負けるわけにはいかないので、 先週はハードに自分治療をしています。

第1段は、ウルサーマ再び
クロスクリニック定番の「ウルサーマ」
ウルセラとサーマクールを石川理論で効率よく組み合わせた混合治療です。
http://www.crossclinic.jp/article/13628053.html
25kgダイエットで脂肪が減った分、たるんだ皮膚を引き締めるため
通常より短い3か月のインタバルですが、特にアゴ下をがっちり かけました。

(前回は5月中旬でした。http://www.crossclinic.jp/article/13704486.html

かなり効きます。 アゴ下や耳のまわりは特に効きを実感できます。

申請していた「ウルサーマ」の商標登録が正式に認可されましたので、 ウルサーマはクロスクリニックオリジナルの商標となりました。


人には利き手があります。 反対の手は何と言うのでしょう? 調べてみたのですが、特に名前がないんです。武道では、この利き手と反対手の使い方やバランスが重要です。 ですから名前があります。

柔道では、通常、利き手で相手の襟元を持ち、これを釣り手と言い、反対手は袖口をもち、引き手と言います。釣り手で相手の動きを制御し、引き手でバランスを崩して、技をかけるのが基本です。 ボクシングでは、リードブローとフィニシュブロー、相撲では上手と下手、同じように2つの手を連動して使うのが妙です。

外科医は、右手(利き手)にはメスを持ち、左手は皮膚を支えたり、引き伸ばしたり、角度を変えたり、綺麗な切開ができるよう補助します。持針器(縫い針を持つ道具)には鑷子(ピンセットのこと)、皮膚を剥離するはさみにはフックと、右手と左手にそれぞれの道具と役割があり、相互に関連した動きを身につけています。

利き手が主役ですが、脇役の反対手の動きも重要なのです。

まれに両利きがいると聞きますが、手術で両手持ち(左右同じに扱える人)はほとんど見たことがありません。私は右効きですが、メスを左で持つことはできません。術者にとって、左右のある手術、たとえば右目と左目の手術は、両方とも効き手で手術するので、メスの方向など逆の動きになる部分があります。熟練していないと左右の手術に差が出ますが、熟練するとその違いを修正する術(すべ)を身につけます。 

さて、照射系の治療、レーザー、フォトフェイシャル、サーマクールやウルセラなどでは、手術のメス使いほど微細な作業はしません。私は、ものによりますが、両利きで照射しています。

照射治療で、照射する方の手を「照射手」、その反対の手を「引き手」と呼ぶことにします。 

照射手は、機器のハンドピースを握っているのですが、機器の先端が皮膚に接触する治療と非接触の治療があります。接触している治療では、照射時に手ごたえをじかに感じるものもあります。非接触のもの、たとえばシミ治療のレーザーでも、照射される瞬間の皮膚の反応、音、色、匂いが、手ごたえと同じに感じます。ちょっとした押し付け方や角度でも手ごたえが変わります。
引き手は、皮膚が照射に適した状態になるよう、引きのばしたり、つまんだり、時には氷で冷やしたり補助をします。地味ですがこの作業が重要です。ちょっとしたコツや工夫が入ります。一照射は一瞬または長くとも数秒ですが、たとえば、ウルセラでは、一回の治療で200300照射するので、一照射ずつ、工夫した良い照射を行った治療と一照射ずつをおろそかにした治療では、やはり結果が違ってきます。

アンチエイジング治療は、さらに数年にわたり治療していくものですから、積み重なれば、さらに一照射に込める思いが差になります。

  最近は、セミナーなど人前で自分の治療や照射方法をお見せする機会が結構増えました。もちろん、見る側もプロの医師ですから、気が抜けません。見る側になることもあります。腕の良い医師は、構えがしっかりしていて、無駄がなく、力がうまく抜けています。この辺が武道とそっくりです。見るだけで勉強になります。

反対手には、もうひとつ「添え手」と言う意味があります。

治療で人に触れる時、一点ではなく、もう一点添えて、支える側がある方が、安定感があり、受ける側に安心感が生まれます。

注射治療では、反対手で皮膚に刺激を与えて、痛みを緩和する作業をすることもあります。(ゲートコントロールセオリー)

受ける側にとって、治療は緊張と痛みを伴います。 痛みの箇所に当てる、もう一方の手は、

心の添え手

でもあるのです。

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