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45回スーパーボウルは、3125のスコアで、グリーベイ・パッカーズの勝利に終わりました。スティーラーズファンの私としては、誠に残念なゲームでした。
素人の分析ですが、勝敗を決したのはターンオーバー。最終的にターンオーバー3つは、すべてグリーンベイ側が得点に結び付けたのですが、特に、第1Qのインターセプトタッチダウンが最後まで響きました。誘発したのは、リターンチームの不用意な反則です。自軍エンドゾーンの不利なフィールドポジションから、ラインを押し込まれ、正確さを欠いたパスを刈り取られました。出場選手数の多いフットボールでは、スペシャルチームにルーキーやビッグゲームに不慣れな選手もいるのですが、スティーラーズほどのチームですから、主力だけではなく控えの選手に、もっと意識付けをしていれば、防げたミスのような気がします。実際、この時点で140、試合の大勢は決してしまいました。

それでも、第2Qから第3Qをスティーラーズが支配し、着々と点差を縮めていったのですが、スティーラーズはRBメンデンホールの調子が良く、一本調子になったところを、狙い済ましたタックルでファンブルを誘発され、3つ目のターンオーバー。これで、とどめです。

その後、一見クロスゲームでしたが、第1Qで勝負は決していたのです。

教訓です。

どんな組織でも、すべての構成員がその組織の評価を左右する判断基準になります。たとえば、私のクリニックで、初めていらした方に対応したスタッフが、たまたま忙しい時で慣れない新人になってしまい、対応や判断に間違いがあれば、一期一会、その時の患者様は、クリニックをその新人のレベルで判断してしまいます。

長いお付き合いの患者様であれば、あら新人ね!で許してもらえるかもしれませんが、初めての方では、それで終わりです。

さて、最後の表彰式で、ヴィンスロンバルディ・トロフィーを運んで花道を歩んだのが、地元ダラスカウボーイズの名QBロジャー・ストウバック、表彰台のプレゼンターが、スティーラーズのQBテリー・ブラッドショウ。オールドファンにはたまらないマッチアップ。70年代を代表する、しかもかつてスーパーボールを激しく争ったライバルが、同じ壇上で勝者グリーンベイをたたえる姿は、感動ものでした。

もしこの二人がフィールドに立っていれば、少々のミスを消し去る強烈なプレイでチームを引っ張り、物凄い試合になっていただろうと思ってしまったのは私だけでしょうか?

10万人を収容する巨大専用スタジアム。人口の半分、1億人がテレビ観戦するといわれるアメリカの国技。そして国家斉唱の歌詞を間違える歌手。

すべてがアメリカでした。

45回スーパーボウルは、ピッツバーグ・スティーラーズとグリーンベイ・パッカーズ、両古豪の対戦です。

いきなりで、興味の無い方には申し訳ありませんが、アメリカンフットボールの話です。

私がアメフトにはまったのは高校生の頃、スティーラーズの第一次黄金時代の1970年代後半、第9回スーパーボウルの頃ですから、すごく昔のことです。

最近は、年に数試合のビッグマッチをテレビで見るだけですが、スティーラーズとパッカーズと聞くと、力が入ります。

パッカーズは古豪も古豪、第1回、2回スーパーボウルの覇者で、スーパーボウルの優勝カップのヴィンス・ロンバルディ杯は、当時のヘッドコーチの名が由来です。

私の年代で思い入れが強いのは、スティーラーズです。

ピッツバーグは鉄鋼の町。男臭いイメージと黒のヘルメット、黒と黄色のユニフォームが良いです。

豪腕QBテリー・ブラッドショウ、スーパーレシーバーWRリン・スワン、ジョン・ストールワース、いつの間にか100ヤード走ってしまうRBフランコ・ハリスと攻撃陣の当時のスーパースターをまず思い出しますが、 やっぱりスティーラーズの代名詞は


スティール・カーテン(鉄のカーテン)

強力なディフェンス陣のことです。

試合を決めるディフェンス!これこそアメフトの最高の醍醐味です。勝負をかけた相手のプレイコールを、QBサックで防ぐのが最高です。

ミーン・ジョー・グリーン、ジャック・ランバート、ジャック・ハム。かっこよかった。


アメフトには、攻撃的守備と言う考え方があります。インターセプトやターンオーバーで守備から得点することもできるのですが、

それよりも、守備により巧妙に相手の攻撃を封じれば、自軍の攻撃権を確保し、時間をコントロール(タイムキーピング)し、相手を精神的にも戦略的にも追い詰め、最終的に試合そのものを支配することができるのです。

ディフェンスが支配した試合のほうが、派手な空中戦より見ごたえがあります。

今年は、そんな試合を期待してしまうカードです。


話は変わりますが、私の行っている美容治療は、この攻撃的守備が多いのです。

サーマクールやフラクセル、ウルセラなども、華麗な攻撃陣のように見えますが、実際は、肌の老化をコントロールする攻撃的守備です。

老化をストップし、時間を稼ぐことこそ、アンチエイジングの基本です。

中でも、私の個人的治療の一つで、一見地味ですが、長年患者様に親しんでいただいている治療があります。

コラーゲン注入治療です。 とにかくコラーゲンを少しづつ根気よく注入します。

派手な効果はありませんが、コラーゲンが肌を守り、少しずつ自身のコラーゲン機能を高め、注入部位の皮膚が若返っていきます。

コラーゲン・カーテン?!

一発逆転タッチダウンではなく、堅実な継続的治療こそ、人生をコントロールするアンチエイジング治療になります。


人生そのものも同じですなぁ。

まあ、分かっちゃいるけど、ままならないのも人生ですなぁ。

脂肪を凍らせて、脂肪細胞を自然死に導く、脂肪減少治療ゼルティックの新しい大型アプリケーターを20101130日と201117日に自己体験を行いました。

zeltiq big.jpg


最初に驚いたのは、吸引力と吸引される脂肪量です。レギュラーサイズと比べるとかなり大量のように感じます。実際には2.5倍です。

吸引する部分だけでなく、周りの皮膚もかなり引っ張られるので、お腹から胸部まで皮膚が引っ張られてロックされる感覚です。冷却も量が多いためか、かなり冷たいのですが、やはり10分ほどで感覚が麻痺し、ほとんど痛みも感じません。治療後2週間は、従来のゼルテッィクと同じように皮膚の感覚鈍磨を感じますが、自然に解消しました。

zeltiq big2.jpg

自分の視点で、頭側からおへそを見下ろしたところです。

へそから下腹部全体を吸引しています。

zeltiq big3.jpg

ゼルティックビッグ 解除直後 です。

真中のくぼみがおへそです。

盛り上がっているのが、吸引されていた下腹部の脂肪。分かりますか。

白い液体のシートは、皮膚を保護するジェルパッドですが、

ぬれて光る様子が、映画のエイリアンの卵か幼虫状態。

ちょっと・・・きも。








効果もサイズ分だけ大きく、1ヶ月を過ぎたあたりではっきり脂肪が減っているのが分かりました。

最近、恐ろしいのは、ゼルティックをするたびに、お腹の脂肪が減った分の皮膚が弛んでくるような気がします。1回や2回ならまだしも、私のようにゼルティック14回経験の猛者では、皮膚のたるみが出るのは当然、何となく出産後の女性の気持ちが分かるような・・・

そして、皮膚の引き締めに、サーマクールボディやテノールなどの高周波治療の必要を感じます。

アメリカの企業から、日本の美容医療に関するインタビューを受けることが多くなりました。

年初には、サーマクール、フラクセルのSolta medicalから日本市場にあった製品を開発するため、iphoneを使っての電話インタビューを受けました。 電話の相手は、Soltaから依頼されたマーケティング会社の人でした。日本市場を重視している現われです。

Solta medicalは、このブログでも良く出てくる企業ですが、私のメイン施術、サーマクールとフラクセルの開発会社です。

現在、SoltaHPのビデオに私の動画もアップされています。 http://www.crossclinic.jp/article/13859222.html

色々質問を受け、なかなかな、マーケティングの人も唸るような、返答をしたはずなのですが、内容はすっかり忘れてしまいました。

何故って、Soltaの日本担当窓口の方が、Koreaで英語、日本語、韓国語が堪能な才女なのですが、今日のお礼にと、いきなり、KPOPアイドル少女時代のCDをプレゼントしてくれたのです。

「えー!なんで僕が、少女時代好きって知ってんねん?

そんなん、ブログにもどこにも書いてないやん。家族でも知らん話やん。」

て、思ったのですが、どうやら、単に彼女が少女時代の大ファンのため、韓国語のCDをプレゼントしてくれたのでした。

あーあせった。

全く意味は分からない韓国語ですが、少女時代は韓国語バージョンが良いです。

そういえば、2月にソウルに視察旅行行きます。

音波洗顔クラリソニックのSales Manager、Kenneth C.Mazurさんがクリニックにいらっしゃいました。今回の訪問目的は、クラリソニックの販売促進なのですが、特に、日本の病院、クリニックにおいてどのように販売したらよいかという相談でした。

もちろん、日本はアメリカとは違うので、アメリカでヒットするものが、必ずしも日本でヒットするわけではありません。

まず、気候の違い。この冬の関東地方の乾燥を考えても、肌を洗いすぎれば、皮脂や保湿因子を取りすぎることになり、下手をすると、乾燥肌を悪化させます。汚れをきれいに落とすことが必ずしも、良いスキンケアとはいえません。

妙齢の日本人女性には、敏感肌(少なくとも、自分自身で敏感肌と思っている。)が多く、洗いすぎは、肌に炎症を起こすこともあります。

極めつけは、日本女性に多いしみ、肝斑の治療では、「触らない、擦らない、洗い過ぎない」が基本なので、たとえば、私が、肝斑の患者さんに、洗顔器を勧めることはありません。

私のクリニックでは少数派なのですが、脂性肌、ニキビの患者さんには、クラリソニックはとても有益なのでお勧めしています。

また、e2(eマトリックス)など、治療前に皮膚から汚れと皮脂を取り除く必要がある治療では、クラリソニックは重宝しています。

肌のアンチエイジング・若返りが治療の中心で、40代以上の女性が多いクリニックで、クラリソニックがヒットするために、 私がアドバイスできるのは、

「触らず、擦らず、洗いすぎない、音波洗顔器を作ってください。」 です。

Mazur氏もこの意見を、本社にフィードバックすることを約束してくれました。

また、日本市場向けの新しい超超敏感肌用ブラシを開発を検討してくれるそうです。

ニッポン美容医療の夜明けじゃきい!

雑誌「美ストーリー」の今月号の美容医療特集の題名です。

朝日をバックにした見開きの特集ページに、私も参加させていただきました。

(ウサコを入れて左から3番目が私)

美STORY3月号0021.jpg

ところで、この写真、合成ではないんですよ。

暮れも押しせまった昨年の12月某日、今回の特集は本物を貫きたいので、ロケで海から上がる日の出をバックに、本物の写真を取りたい!とお話をいただきました。

え!と思いつつ、尊敬する新橋形成外科の新橋先生もロケに参加されると聞き、私ごときが参加させていただけるのはありがたいこと、もちろん、YESとお返事しました。この時点で、海ってお台場あたりかなと想像していたのですが、実は、なんと、九十九里浜!

夜明け前の九十九里に、新橋先生を筆頭に、鈴木先生、安部先生、寺島先生と私、白衣姿の医師5名とウサコが集結。

冷静に見れば、明け方の砂浜に、白装束の5人とピンクの着ぐるみの集団。ちょっと異様な光景です。浜を行くサーファーやお散歩の方々の好奇の視線を受け、寒さに震えながらの撮影でした。

日の出の背景写真は、時間との勝負、日が昇りすぎれば逆光となり、早すぎれば、人物が暗くなるそうです。

さすが、プロのカメラマン、日の出の一瞬を切り取った写真です。

美容医療に携わる形成外科医であれば、今回の特集記事には特別の意義があります。

自分の苦労話は止めておきますが、ここまで来るには、長い長い年月と、多くの方々の努力があります。

写真は一瞬ですが、色々な思いと思い入れの詰まった一枚です。


それにしても、綺麗な朝日でした。

成人式のニュースを見て、思い出すことがあります。

今日から大人、お酒もタバコも解禁が普通なんでしょうが、

私は成人式の日から、禁煙して28年になります。(現在48歳)

若気の至り、時効にしていただきたいのですが、人生の中で20歳前約1年間だけタバコを吸っていました。

たぶん、その年代特有の感情で、背伸びしたかったのか、何となくカッコつけたかったのか、それとも受験のストレスだったかもしれません。

大学で、タバコの害と、医師たるものがタバコを吸うなど言語道断と言う講義があり、当時タバコを吸っていた友人と一緒に、20歳になったんだから、こんなアホなものは、さっさと止めよう。となり、以来吸っていません。

今さらタバコの害について、云々する気はないのですが、多くの病気にとって、喫煙は危険因子であり、特に、心血管障害、呼吸器疾患、癌は明確です。

皮膚美容にとってもタバコは大敵です。検索すると、山ほど喫煙の害に関する文献が出てきます。

タバコは末梢血管を収縮させるため、皮膚の微小な血流を阻害します。毛細血管レベルの収縮なので、その分マッサージをしてもだめです。タバコの作用している時間分、肌は血流障害を起こしていることになります。血管そのものも老化させます。

タバコは、体内に大量の活性酸素を生じさせるため、皮膚の老化を進めます。

活性酸素は、老化の重要なファクターなので、これも明白です。ビタミンCなど大量のスカベンジャー(活性酸素除去するもの)を摂取すれば良い?と言うわけにはいきません。 

美肌やお肌のアンチエイジングのためには、喫煙者は何はともあれ、禁煙をお勧めします。

よく、たばこを吸っても綺麗な肌の人がいますが、どうしてですか?

と質問されます。

答えは、吸わなければもっと綺麗なはずです。

タバコを一生涯吸い続けても、肺がんや食道がんにならない人もいるのと一緒です。

当院では、私を含めクリニックのスタッフに一人も喫煙者はいません。

採用面接の段階で、喫煙者はNGです。

肌の治療をするものが、たばこを吸うという時点で、アウト!です。

もちろん、美肌とアンチエイジングのために来院される患者様に、タバコ臭い手で触れるなど、私には論外のことです。

ゼルティックは2010年9月、非外科的・脂肪減少治療として正式に
FDAに認可されました。
アメリカの様々なニュース番組でも、昨年この話題が何度も扱われています。
Zeltiq.JPG
http://abcnews.go.com/Health/freezing-fat-fda-green-lights-weight-loss-treatment/story?id=11641994
あまり日本では知られていませんが、ここ数年様々な脂肪減少の治療法
たとえば、超音波を使用した脂肪破壊装置、高周波を使用した機器、
レーザー脂肪減少装置、その他の多くの機器が脂肪を減少させるという名目で
FDAに認可を申請して、ことごとく拒否されていました。
このため、機器の開発会社の中には開発を中止したり、計画の変更を
余儀なくされたものもあります。FDAをパスするには、科学的なデータが
エビデンスとして認められなければならず、そもそも脂肪減少は
かなり難しいテーマなのです。
脂肪減少で初めてFDAをパスしたゼルティックは・・・すごい!のです。
ゼルティックに目をつけたのは、3年前。
冒険でしたがFDAの認可が出る1年前には購入して、日本で初めて正式に
治療を開始したものの、泣かず飛ばず。
「まず自分から」が私の信条、約1年の歳月をかけ、自らの身体で
ゼルティックの効果を証明しました。
ご覧ください。時間をかけ、ゼルティックを12回行った成果です。
様々な併用治療、もちろんダイエットも行いましたが、お腹の脂肪減少に
効いたのは断然ゼルティックです。
ダイエット症例正面1111172.jpg
ダイエット症例横1111172.jpg
そして、現在14回目に挑戦中です。

さて、お正月休みも終わり、久々に乗った体重計の数値に思わずのけぞったダイエッターの皆様、いかがおすごしでしょうか?

私はちょうど1年前、正月明けの体重が95kg超となり、初売りのマグロならば、縁起が良い人生最高値、もうすぐ100キロ、0.1トン手前で、意を決しダイエットを始めました。そして早1年が過ぎました。

5ヶ月で25kgのダイエットを行った後、しばらくはキープしていたのですが、12月の忘年会シーズンから、リバウンドモードになり、止められないまま年末年始に突入。

1年間がんばったんだからと、お正月くらいはと、心が体重計を拒否し、食べ続けました。

それと、実は、どのくらい太るか実験してみました。

そして、12日、初体重計!

なな・・、数値は驚きの77.6kg

一時は70kgフラットにまでなった体重が・・・・

予想を超える、実験どころではない数値に、そりゃもう、のけ反りました。

4日間ほぼ絶食ダイエットに切り替え、

73.6kgまで戻りました。

つまり、お正月太りの正体は、一時的食べ過ぎや運動不足、むくみによる体重増加で、短期であれば、まだ身になっていない状態。

数日の節制で元には戻るのです。

ただ、そのままの状態を続ければ、本当の体重増加になるので、要注意です。

お正月太り解消作戦

短期で一気に、食べ過ぎた分の食事制限と運動が効果的です。

短期の取り返しダイエットでは、短期間なので運動のモチベーションも保てます。

ただし、無運動家の私は、ACボディの筋肉刺激で強制運動、

弛んだお腹は、シャリシャリ脂肪破壊のゼルティックで即効解消です。

2度目のゼルティック・ビッグマウス

衝撃の体験談は次回に 。

明けましておめでとうございます。

本日、15日(水)より診療を開始いたしました。

本年も、切らない若返りとダイエット治療をより積極的に推進していきたいと思います。

個人的にも40代最後の年を迎えます。

40歳の時に、若返り治療を自らの顔に10年間続けて、50歳でどんな顔をしているか、どんな成果が出るのか、それを自分自身で体験していくことを目標にしてきました。

特に昨年は、ゼルティック、ウルトラアクセント、ACボディなどダイエット系マシーンを導入し、自ら25kgダイエットに成功、ウルサーマ(ウルセラ、サーマクール混合療法)、PPP(血漿ジェル注入)、e2(eマトリックス)など様々な新しい若返り治療にも挑戦しました。

私にお付き合いいただき、多くの患者様にも同じ治療をしていただきました。

本年も、自分自身が先頭に立って、新しい若返り治療、ダイエット治療を受け、より良い新しいものをセレクトし、皆様に提供できればと考えています。

もちろん、コラーゲン治療など古くても良いものはさらに改良と工夫を重ね、

クロスクリニックの原点であります、融合(クロスオーバー)治療の新たな発展を目指していこうと思っております。

本年もよろしくお願いいたします。

クロスクリニック新宿

院長 石川浩一

今年もありがとうございました。

2010年もおかげさまで無事過ごすことが出来ました。

皆様のご支援の賜物で、開業12年、クリニックをここまで続けることが出来ました。

今年は、長年継続してきた、私の治療法が、完成とはおこがましくて言えませんが、それなりの形になったと感じています。

形と言っても、もしかしたら、なんら形の無いものかもしれませんので、具体的に述べることは控えますが、私の治療を長年受けていただいている患者様には、たぶん、分かっていただけると思います。

守破離であれば、破から離へと、もうひと頑張り、

そして、永遠のもうひと頑張りかもしれません。

新年は、15日からの診療です。

来年もよろしくお願いいたします。

クロスクリニック新宿

石川浩一

額に“しみ”らしきものを発見、人生初のQスイッチ・ルビー・レーザーを受けてみました。

しみと言っても、見えるか見えない程度なんですが、私ともあろうものが、

Qルビーのような基本的レーザーを自分に打ったことがなかったので、急遽打つことにしました。


型紙をあて、しみだけにレーザーを当てます。

パッチと一瞬、輪ゴムをはじかれるような感触。

それほど痛くありません。







Q
スイッチって何? ルビーって?

と思われる方のために、できるだけわかりやすく!

レーザー装置は、レーザーを起こすための、レーザー媒質、励起源、レーザーミラー(共振器)から成り立っています。

ルビーレーザーは、ルビーをレーザー媒質としています。

ルビーレーザーの波長は694.3nmで、波長としてはちょうどメラニン色素に都合良く吸収されるので、しみの治療に適しています。

Qスイッチを出来るだけ簡単に!

原子は、原子核とその周りをまわる電子で出来ています。電子は、エネルギーを与えると、エネルギーの高い状態に励起されます。高い励起状態の電子は不安定なため、低い位置に戻りたがりますが、その時、エネルギーを一定の波長の光として放出します。出てきた光を、共振器に溜め込んで増幅すると大きなエネルギーになってきます。

それがレーザーです。

レーザーに適した励起をする物質がレーザー媒質となります。

光を増幅する共振器内に、溜め込むエネルギーと失われるエネルギーの比をQ値と呼び、瞬間的にQ値が高くなるような仕組みがQスイッチで、短い時間幅で溜め込んだ大出力のエネルギーを出す仕組みです。

ちょっと分かりにくい!

我々の年代では、Qと言えば、お化けのQ太郎です。

Q太郎は、普段ボーとしていても、いざと言うとき、空を飛ぶ爆発的パワーが出ます。そんな感じです。

すごいQ太郎のQスイッチレーザーは、しみやあざ、刺青、そして最近は、肝斑の治療(QスイッチYAGレーザーによるレーザートーニング)に用いられます。

さらにQ太郎は、3人兄弟。

Qスイッチレーザーにも、ルビー、ヤグ、アレキサンドライトの3種類があります。

さしずめ、世界で初めて発振された、しみ治療に最適のルビーレーザーがQ太郎で、それなりに万能、肝斑治療のレーザートーニングの出来る、賢いYAGP子、とりあえず、あっても良いかなって感じのアレキサンドライトが、パケラッタのO次郎です。

なんだかむっちゃいいかげんですが、それなりに納得!

正しく知りたい方はレーザーの本読んでください。

昨日は、コラーゲン注入治療の権威、神田美容外科の征矢野先生と恒例の会食でした。

征矢野先生は、卒業年で私の10年先輩、開業医としてもちょうど10年先輩、注入治療で困った時には、いつもご助言をいただいている、私のコラーゲン治療の師です。

そんなご縁で、数年前から年に1回程度、会食をさせていただいています。

今年も、激動のコラーゲン治療に関して、色々とご教授いただきました。

ありがとうございました。

そして、会食はいつも「肉」です。

2年前、私の体重が90キロ以上の時ですが、900グラムの赤みステーキを平らげ、私の人生最高肉食記録を打ち立てた会でもあります。

今回は、恵比寿で和牛A5ランクです。

ダイエットして痩せたとはいえ、900グラム食べた私としては、後に引けないので、サーロインで300グラム行きました。他の方は、無難にヒレにするのを横目に、サーロイン一直線!

左が店主自慢のサーロイン!

見事な差しです。

この量をいただきました。



肉は難なくクリアしましたが、ガーリックライスまで行って、やや後悔が・・・。

和牛恐るべし、物凄い量の脂が、じわじわと胃腸を蝕みます。

翌日さらに後悔が・・・!

肉ダイエット・・・敗れたり!

そりゃ、毎日肉じゃ太るわ、こりゃあかん。

忘年会シーズンに突入しています。

ダイエッターにとって、最も危険な季節です。

すでに、私も数回の忘年会と連日の甘い頂き物で、先月のプチダイエット分を消費し、リバウンドモードです。

いけないと思いつつ、楽しく飲んで食べてしまいます。

昨日は、恒例のダイエット仲間との忘年会、今年のダイエットに成功、または失敗した数人の集まりですが、成功する理由、失敗する理由が、話の中で明確になります。

仲間内で、今流行のダイエットは、ずばり!

「肉ダイエット」

絶食のみでは、消化器系が動かないので、基礎代謝が落ちます。

そこで、胃腸を肉で動かすのです。

炭水化物、糖類は脂肪になるので、肉と野菜中心の食事です。

もちろん、昨日の忘年会も鉄板焼き、肉でした。

肉は肉でも、やっぱり!牛肉が一番!

が皆の一致した意見です。


忘年会の後で大事なのは、翌日の過ごし方。

食べ過ぎた翌日は、その日のうちにリセットを心がけます。

朝昼マイクロで、夜は肉です。

ダイエット仲間からいただいた、厳選の熟成肉!

迎え酒ならぬ「迎え肉」です。

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熟成肉.jpg

サーマクール、フラクセルの開発会社、SOLTA medicalが、サーマクール・フラクセルのチップ(照射時に使用する消耗部分)の百万個出荷を記念して、その記念ビデオに出演してくれないか?と、確か数ヶ月前にお話をいただき、OK!OK!と気軽に引き受け、ビデオ撮影を、確か、しました。

かなり忙しい日の診療の後で、ぐったり疲れていたため、何度もNGを出し、辟易とした記憶があるものの、すっかり忘れていました。

 

昨日、SOLTAさんより、SOLTA medicalのホームページにビデオがアップされていると連絡をいただきました。

 

世界中の有名ドクターに混じって、ちゃっかり、私も出てました。

ONE IN A MILLION 百万のうちの一

 

2003年 サーマクールが日本で始まったばかりの第1回サーマクール・ユーザーズミーティングから、サーマクールに関しての学会発表を継続して行ってきました。

2005年 フラクセルも、その可能性を感じ、日本の第1号機の契約書にサインして以来、多くの学会等で発表してきました。

そして、この2つは、私の治療の中で大きな柱となっています。

 

特にサーマクールは、海のものとも、山のものとも分からなかった治療初期、学会では批判的な意見も頂戴し、バトルすることもしばしばありましたが、一貫して この治療を推し進めてきた私にとって、サーマクール・フラクセルが百万人以上の方が受ける世界的治療器として認知されていることは、大きな喜びであるとともに、

サーマクールとフラクセルの日本代表として、本社にも功績を認めていただいていることは、大きな誇りでもあります。

今後も自信を持って、サーマクール・フラクセル治療を皆さまにお勧めしていこうと思います。

 

 

http://www.celebrateonemillion.com/soltaoiam/index.php/videos

solta1.jpg

言語選択で、Englishをクリック

solta2.jpg

 Reveal Videoをクリック

A Million reasons.jpg

一番左の A Million reasonsをクリック

One in a million.JPG

しばらくすると・・・・

表情が硬いのは、本当に疲れている時の撮影なのです。

もうちょっとにっこりしたかった。

第4回スレッドリフト研究会が開催されました。

午前中2件のライブ・サージャリーと午後の講演会・シンポジウムといつものスタイルですが、かなり充実した内容でした。様々なスレッドリフトの違い、国や人による考え方や治療スタイルの違いが分かり、改めて、スレッドリフトを考える良い機会になったと思います。一部ご紹介いたします。

最初のライブで、新しいスレッドリフト、スプリングスレッドの施術が、開発者でもあるフランスのDr.Frismandの指導により行われ、その理論と実践が紹介されました。スレッド(糸)が、今までの素材よりも柔軟性があり、牽引の割に仕上がりがソフトになる印象です。今までのスレッドリフトとは、素材と治療の考え方が違います。ずばり、日本人に合っているスレッドリフトです。

もう一件のライブでは、アプトス、ハッピーリフトの開発者、Dr.Accardoによるハッピーリフト、アンカレッジ、ダブルニードルなど吸収糸による、様々な手技を学ぶことが出来ました。特にループ式の挿入方法が参考になりました。

午後の講演会でも4名の演者による様々なフレッドリフトに関する発表が行われました。特に印象に残ったのは、金の糸の日本の創始者ともいえる医師から、金の糸のアレルギー、断片化や露出などの危険性、今後この治療は行うべきではないとの発表があったことです。

金の糸に関するリスクは、以前より多くの医師から示唆されていたことですが、多くの症例を行っていた医師の警告ですから、重みがあります。

当院では、過去も現在も、金の糸治療を一切行っておりません。

また、金の糸を挿入されている方のレーザー、サーマクール、ウルセラなど、照射系の治療はすべてお断りしております。

やはり、体に入れるものは、安全性が一番大事だと思います。

新しい素材には、常に慎重であることが必要です。

そう言う意味では、吸収性の素材が最も安全で、非吸収性のものでは、長い使用経験と安全性が確立しているもの。最悪、将来問題が合った場合でも、それを取り出せるかどうかが重要な判断基準です。

 シネロンのCEOLouis Scafuriが来日し、今後の社の戦略などをプレゼンするとのこと。そのWelcome partyに参加してきました。

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シネロンは、オーロラ、リファームST、ポラリス、eマトリックス、コメットなど、当院でも使用頻度の高いレーザー機器の開発会社です。

その勢いは、老舗レーザー会社キャンデラを買収し、現在、名実共に世界最大のレーザーカンパニーとなり、新商品、eMatrix(eマトリックス)や新しいフラクショナルCO2レーザーのCORE(コア)など続々発表、さらに、来年も新治療器を発売予定です。

eマトリックスは、すでに当院でも人気が出てきた、ショートダウンタイムのフラクショナル・マシーンです。私もかなり気に入って、週末に何度か照射しています。

COREもかなり良いと情報を得ましたので、今後要検討です。

最も注目の新商品第3弾は、ePrimeと名称が決定しているようです。

実はePrimeは、シネロンがこれまた買収したPremaevaMiratoneと言う、私が前から追っていた機械なのですが、ついに発売のようです。

世界中で現在5台のePrimeが出荷されており、香港の某有名ドクターも買ったとのこと。

つい、勢い「6台目は私が買いましょう!」

と言ってしまいました。

Louisが帰り際、「You are 6th !」と言って去っていきました。

うーん、さすが商売人。

そこは覚えているのね。

第5回日本美容抗加齢医学会に参加してきました。
この学会は、日本美容外科学会を母体としたアンチエイジングの学会で、
第1回から会長の湘南鎌倉総合病院山下理絵先生がお一人で切り盛りされて発展してきました。
毎年、日常診療の中で難しい治療がテーマの一つになるのですが、今年は「くま」でした。
今回、私は完全に聞く側です。自分の発表があると、その準備で力尽きることもあるのですが、ゆっくり聞くことが出来ました。くまの治療自身に目新しいことはありませんでしたが、演者の先生方の工夫や考え方の違いなど参考になることも多々ありました。
また、毎年恒例の溝口先生の栄養学講義が、今年も大変勉強になりました。糖化とビタミンEについての話しは、目からうろこで、しかも、専門外の私にも分かる言葉で話してくださるので、残る内容なのです。 
ちょっとご紹介します。
食品ではメイラード反応と呼ばれるそうですが、糖化(糖とタンパク質が結合)すると褐色の着色を生じます。過熱するとメイラード反応は促進するので、パンケーキに砂糖を入れて焼くとキツネ色になりやすく、入れないと白っぽく焼け上がります。卵焼きでも同じことが起きるそうです。 

そこで私も、早速実験してみました。 

糖化.jpg

左が砂糖なし 真中が砂糖少し 右が砂糖多め
同じ時間焼いた結果、砂糖多めが褐色に着色しました。
 糖化は、グルコースなどの還元糖とタンパク質の非酵素的結合のことを言い、単純に血糖値が上がると、糖化を起こしやすくなるそうです。

糖化は、いくつかの経路で、抗酸化作用を阻害し、老化を加速します。

と言うことは、
スイーツは老化を早める?!
血糖の急激な上昇を抑えることは、ダイエットにも重要な指標で、GI値(最近はGE値だそうです。)としてよく知られていますが、アンチエイジングにも重要なのです。
スイーツ好きの私はキツイ話ですが、食べ合わせによる対処法もあるので、 禁スイーツは避けたいところです。

先日から活動量計のモニターをやっています。

雑誌社経由の依頼ですが、色々な職業の人が、一日どのくらいのカロリーを消費しているのかを調べているようです。

万歩計よりも進化しており、ベルトにつけるのではなく、胸ポケットの辺りに装着し、日常諸動作を感知して消費カロリーを表示する機能があります。

1週間ほど付けてみて、私の消費カロリーは、多い日で2600キロカロリー、少ない日で2100キロカロリーでした。日常で歩くのは、3000歩から5000歩程度、通勤くらいしか歩きません。

できるだけ歩かないようにしてみましたが、3000歩は、どうしても歩いてしまいます。休みにどこにも出かけなければ、もっと歩かなくて済みそうです。

私の提唱する「無運動ダイエット」では、

無駄な運動は一切しない。ことを基本にしています。

「時に運動は、そのカロリー消費量よりも、食欲を増進し、体重減少を目的としたダイエットにはむしろマイナスである。」と言う主張です。

異論はあるでしょうが、実際その方法で25kg痩せたのですから、少なくとも私にとっては、正しいと思っています。

運動は、若干の苦痛と努力を必要とし、それを乗り越えると、一種の陶酔と達成感が生じます。陶酔は、ジョギング時に感じるランニングハイのような状態です。この状態自身は、好ましいのですが、本来の目的の体重減少よりも、運動そのものが目的になり、その後に訪れる達成感は、本来の目的である体重減少を忘れさせ、よくやった自分に、ごほうびを与えてしまうので、「一汗かいた後のビール」がすべてを台無しにします。

運動は、概して労の割りにカロリー消費が少なく、達成感から来る気持ちの緩みで、運動後の摂取カロリーが増えてしまえば、たとえば30分ジョギングした程度のカロリー消費は無いに等しいのです。

運動を続けるためには、勤勉さと精神力を必要とし、食事制限にかけるべき分の精神力とモチベイションを、消費してしまうのです。そこが運動の問題点です。もし、両者を持ちこたえる精神力があれば、問題ありませんが、そんな人は太りません。

体重減少ダイエットにとって、

「運動は、百害あって、一利あり。」

一利は、運動が健康に良いからです。

私自身のダイエットは、健康的なダイエットを目的としていません。

目的は、体重減少することであり、健康は害さないように注意するものです。

私は、今回の25kgダイエットで、体重減少そのものが、健康をもたらすことを自覚しました。血液データ(肝機能、コレステロール値、血糖値)がすべて改善し、脂肪肝が消失、下肢のむくみ、日々の疲労感が改善しました。

体重が減れば、健康は後からついてくる。

友人で24kg痩せたYさんも、10年間幽霊会員だったジムを退会して、気分がすっきりして、食事制限に励めたそうです。

運動すれば痩せる。いつかジムに行けば痩せる。

そう思っている限り、永久に痩せないはずです。

痩せるためにジムに行っている人。

痩せるために加圧している人。

痩せるために運動しなければいけないと思っている人。

その脅迫観念と、心の加圧から開放するのが、

「無運動ダイエット」です。

すっきり割り切ると気が楽です。

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